漫画【美味しんぼ】を島耕作的漫画として楽しむ 53巻「初期の美味しんぼ」

料理
出典:雁屋哲 花咲アキラ 美味しんぼ 53巻 小学館

楽しい漫画ライフを過ごしていますか?

こんばんは。

紙媒体・電子書籍の漫画を5300冊以上購入してきた♡おじさん編集長(@igmonostone)です。

【美味しんぼ】を読んだことあるけど一つ一つのエピソードは忘れちまったという方。

【美味しんぼ】の存在は知ってるけど読んだことがないという方。

【美味しんぼ】実は島耕作的エピソードの方が好きという方。

そんな人たちに向けて!【美味しんぼを島耕作的漫画として楽しむ】第53巻。

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【美味しんぼ】ってどんな漫画?

作品情報

作品名美味しんぼ
作者原作:雁屋哲 作画:花咲アキラ
巻数既刊111巻
ジャンル料理
掲載誌ビッグコミックスピリッツ
連載期間1983年20号 - 
アニメ1988年10月17日 - 1992年3月17日
ドラマ1994年-1999年
映画1996年4月13日

※以下ネタバレが有るのでご注意下さい。

おじさん編集長の各話レビュー

出典:雁屋哲 花咲アキラ 美味しんぼ 53巻 小学館

53巻1話【心の味】

谷村局次長の家に呼ばれた帰りの電車内、山岡はかつての同期の赤森と会う。

だが赤森は山岡に声をかけられた途端に、慌てて電車を飛び降りてしまう。

赤森は非常に優秀で、優秀が故に他の会社に引き抜きをされて、引き抜かれた社長の娘と結婚をした一番の出世頭だった。

しかし今日見かけた赤森は、身なりも表情も落魄していてとてもそんな風には見えなかった。

後日、「東西新聞社」に赤森から電話がかかってくる。

近くの喫茶店で赤森と会って現状を聞くと、赤森は会社をつぶしてしまって、今は再起をするために頑張っているという。

そして赤森に投資をしようとしている人間がいるが、投資は赤森の人間性次第と条件をつけてきたという。

そこで赤森は、食で自分を知ってもらおうと山岡に協力を依頼するが・・・

おじさん編集長
おじさん編集長

食べ物で自分語りをする。

初期の【美味しんぼ】っぽいエピソード。

エピソード料理:ポトフ

53巻2話【初恋の肉野菜炒め】

人気女優・水村珠理のインタビューにやってきた山岡夫妻。

各界で活躍している人間に、食べ物についての考え方を聞き出す企画。

水村は売れっ子女優でありながら、昔食べた野菜炒めが大好きだという。

だが水村の母でありマネージャーは、肉野菜炒めのような貧乏くさいものを好きだと記事にしたら今後の「東西新聞社」との取引は断ると圧をかけてくる。

後日、先日インタビューをした水村珠理の婚約発表のニュースが話題になる。

だが数日後には、婚約を破棄して芸能活動を休業するという発表が話題になっていた。

そんな中、山岡宛に水村珠理から電話があって・・・

おじさん編集長
おじさん編集長

食べ物でカップル成立する。

初期の【美味しんぼ】っぽいエピソード。

エピソード料理:肉野菜炒め

53巻3話【遺産の真価】

山岡家の隣人の南村夫妻が相談があると山岡家を訪ねてくる。

奥さんの叔母さんのご主人が亡くなられて、遺産相続で揉めているという。

そして問題になっているのが、叔父が残した富岡鐵斎の美術品。

50点以上あり評価額が10億を超えるかもしれない。

山岡は食だけではなく美術品にも詳しい。

そこで山岡に鑑定士を紹介してほしいというが・・・

おじさん編集長
おじさん編集長

初期の【美味しんぼ】っぽいエピソード。

だが料理は最後の締めに使うという新しい手法。

エピソード料理:湯葉と生麩の料理

53巻4話【うどんの茹で方】

富井副部長の同級生で今はイラストレーターをやっている、長野伸太郎が「東西新聞社」を訪ねてきた。

文化欄の随筆に絵を添えてもらうための打ち合わせがてら、昼食を食べに行く一同。

長野はうどん好きがこうじて「うどん振興協会」を作って会長を務めているという。

そんな長野に美味しいうどんを食べてもらおうと、富井副部長は山岡夫妻に美味しいうどん屋の手配をお願いしていた。

だが山岡が連れてきたうどん屋では食べたくないと言って、帰ってしまう長野。

長野はうどん屋の主人・大谷と過去にイザコザがあったようで、山岡は大谷に何があったのか事情を聞く。

それを聞いた山岡は、二人のイザコザはちょっとした行き違いということが分かり、二人を改めてうどんパーティーに招待するが・・・

53巻5話【鏡餅の教訓】

近城夫人が落ち込んだ表情で「東西新聞社」文化部を訪ねてくる。

近城夫人は、夫の近城が女優の笠森佐名子と怪しいと疑っている。

近城は笠森のグラビアを撮るが笠森のことを気に入って、一冊の写真集にするぐらいにのめり込んでしまう。

その様子を見て疑いをかける近城夫人。

一方近城は、山岡に男同士の話があると電話をかけてくる。

山岡は近城と会う前に、事前に近城夫人の話を聞いておきたかったが、栗田は家に帰ったらゆっくり話すとこの場では話が聞けなかった。

そして近城のもとへ行く山岡だが・・・

おじさん編集長
おじさん編集長

単行本の収録の都合上、エピソードが前後している。

52巻3話【究極のメニュー対 金上〈1〉】で近城夫妻がすでに妊娠していることが話題になっている。

エピソード上、違和感がすごいのでこの辺の収録順序は考えてほしかったところ。

エピソード料理:鏡餅の揚げ物

53巻6話【猫が怖い!?】

中松警部と歌子、大石警部とみさ子を自宅に招待した山岡夫妻。

みさ子は用事があって少しおくれるというので、先にパーティーを始める山岡達。

中松警部と歌子は結婚が決まり祝福ムード。

大石警部とみさ子はどうなのか質問する栗田。

大石警部とみさ子も上手くいっているが一つ問題があるという。

それはみさ子が大の猫好きで、大石警部が大の猫苦手ということ。

そんな中、みさ子が交通事故にあったと連絡が入る。

慌てて病院に向かう一同。

足を骨折してしまったみさ子は、大石警部に自宅の猫の世話をお願いする。

困った大石警部は、中松警部達にお願いするも全員に断られて・・・

53巻7話【掟破りの味】

山岡家の自宅の一階「よろずや」で買い物をしに来た栗田。

「よろずや」で栗田の大学の後輩がいたので声をかけると、後輩は叫び声を上げながら店を出てってしまう。

「よろずや」の主人・野前は、万引をしている人間を見たら普通は声をかけられないのに、声をかける栗田に勇気があるねと話す。

だが栗田は、万引をしているから声をかけたのではなく、大学の後輩だから声をかけたと説明する。

それに万引と分かっていながら何故ほうっておくか質問する。

野前は、数週間前に栗田の後輩が店にやってきて万引を始めたという。

その直後、栗田の後輩の関係者の弁護士がやってきて、万引をしても見逃してほしいと言ってきたという。もちろん被害額は即払うと約束をして。

野前は何か事情があるのならとその申し出を受けることにしたという。

そんな中、野前・後輩・弁護士が山岡家を訪ねてきて・・・

おじさん編集長
おじさん編集長

初期の【美味しんぼ】っぽいエピソード。

だけど万引き犯を見逃すというのはどうなんだろう。

エピソード料理:冷奴の焼肉のタレがけ・本マグロの大トロの炭火焼き・牛の脂身丼

53巻8話【「はんべ」の味】

表玄関が閉まるまで残業をしていた山岡夫妻。

家路につこうと玄関を出ようとすると、警備員の傘森が一人の男ともみ合いになっている。

傘森に加勢する山岡だが、男に逃げられてしまう。

すぐに警察に通報しようとする山岡だが、それは待ってほしいと傘森に止められる。

なんともみ合いになった男は、傘森の一人息子であった。

詳しい話を聞こうと傘森を自宅まで送り届けた山岡夫妻。

傘森家の事情は、海原雄山と山岡の関係にとても似ていた。

・傘森の妻は息子が高校生の時に亡くなった。

・その後傘森は再婚するが、息子はグレてしまう。

自分達にも関係があると考えた山岡は、傘森親子を仲直りさせようとするが・・・

おじさん編集長
おじさん編集長

山岡が海原雄山との和解に前向きになったエピソード。

エピソード料理:マグロと大根の煮物・シラスご飯・黒はんべ

53巻9話【鍋と野球】

ブラックの友人、ジム・マッキュウは元メジャーリーガーで、現「東京スピリッツ」のプロ野球選手。

そんなジムのために激励大宴会を開くので、「東西新聞社」文化部の皆を誘うブラック。

数日後、ジムは日本流の「野球」に鬱憤が溜まり、契約を破棄してアメリカに帰るという。

ブラックはお別れ会をやるから山岡夫妻だけでも来てほしいといい、山岡夫妻は参加を了承する。

ジムの不満は、

・自分より実績のないコーチが偉そうにフォームについて指摘してくる。

・試合の前に試合時間より長く練習をする。

・ミーティングが長い。

・コーチは自分の考えた練習法じゃないと気に食わない。

・バントの練習をしろという。

・ハンバーガーやアイスクリームを食うなという。

・頭に危険球を投げられてピッチャーに詰め寄ったら「紳士になれ」と逆にたしなめられる

それを聞いた山岡は、ジムに日本のことをもっと嫌いになってもらおうと、様々なスポーツを観戦しに行くが・・・

おじさん編集長
おじさん編集長

日本と外国の文化の違い。

それは理解できるが、そろそろ「文化の違い」という便利な単語で逃げるのをやめたほうがいい。大事なのは「文化の違い」といって考えるのを辞めるのではなく、それについて考えること。

エピソード料理:五目しゃぶしゃぶ

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おじさん編集長〆の一言

おじさん編集長
おじさん編集長

単発エピソードだけで構成された53巻。

初期の雰囲気を思い出すエピソードが多い。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

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