今回の記事は漫画 大長編ドラえもん VOL.13【のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)】感想です。
見知らぬトランクを開けてみると、どこでもドアのような扉が現れた。のび太とドラえもんがその扉をくぐってみると……そこは年じゅう海水浴やスキーが楽しめる夢のようなリゾート地へとつながっていた!! さらにゆかいなブリキのおもちゃたちが従業員を務めるホテル、ブリキンホテルも最高級のもてなしかたでのび太たちを迎えてくれた。ところが、スキー中に迷子になったのび太を見つけようとしたドラえもんがブリキ製の謎の飛行船に攻撃をかけられた!! なにも知らずひとりでもどってきたのび太は無人となったホテルにいるのがこわくなり、くぐってきたトランクのドアから家に帰ってきてしまった。しかし、ちょうどそのころ、予想もしない危機がドラえもんの身に降りかかっていた!! ドラえもんは謎の一団にとらえられ、どこかに連れ去られようとしていたのだ!! あやうし、ドラえもん!! 夢いっぱいの大長編シリーズ第13弾!!
まんが王国 公式サイト
全1巻 作者:藤子・F・不二雄
ジャンル:SF 旅行 トランク 武田鉄矢
『月刊コロコロコミック』で1992年9月号から1993年3月号まで連載されていました。(1月号は休載)
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【ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)】の大体
真夜中のリビング。
のび助はテレビを付けながら眠りについてしまう。
しかしあるCMが流れている最中に目が覚める。
そのCMとは旅行会社のCMだった。素敵な旅行先に心を奪われたのび助はホテルの予約をする。
そして再び眠りにつくのであった。
春休み。しずか、ジャイアン、スネ夫の三人は家族旅行の話で盛り上がる。
のび太だけは家族旅行の予定がなく、苛立ちを隠せない。
そんなのび太を不憫に思った玉子はのび助に相談する。
のび助は美しい自然に囲まれ一年中泳いだりスキーができて、しかもガラガラに空いているホテルを予約済だった。
はたしてのび太達はどの様に家族の時間を過ごすのか。
【ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)】の主な登場人物
のび太
家族旅行に行ったことがない不幸な少年。
ドラえもんが家にいる時点で世界一幸福だと思うが。
ドラえもん
今作では序盤から離脱してしまう。
扱いがだんだんSGGKの若林みたいになってきた。
のび助
夜な夜なテレビの置いてあるリビングで寝てしまう。
もしや…
玉子
寝室に来ないのび助を不審に思いリビングにきてしまう。
もしや…
しずか
ついに「ドラえもんがついていればなんでも出来る」と言ってしまう。
スネ夫
ジャイアンの暴走に振り回される。短編とあまり変わらない役回り。
ジャイアン
今作のMVP。ロボの時はスネ夫の足を引っ張っている。
ロボ時の外見は可愛い。
ぶりきん
ブリキンホテルの支配人。
ブリキの兵隊
目が点で可愛い。
ねじりん将軍
ひげの生えた将軍。すぐにねじが切れる。
サピオ・ブリーキン
チャモチャ星の住人。
ロボットに支配されたチャモチャ星を解放するために行動している。
タップ
ウサギの様な外見のロボット。
腹の中が異空間になっている。
ナポギストラー博士
発明家ロボット。
チャモチャ星を支配して王になった。
【ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)】の設定・用語
・どこでもトランク
ブリキンホテルに繋がっているドランク。
・ブリキンホテル
ブリキで出来たホテルだが、実在のホテル並みにサービスが良い。
・ブリキン島
ブリキンホテル等がある島。巨大宇宙船でもある。
・チャモチャ星
科学が発達してロボットが何でもやるようになった星。
結果的にロボットに文明を支配された。
【ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)】で使用された主なひみつ道具
・荷物はこび用荷物
荷物を運んでもらうための荷物。
・ウルトラバランススキー
自動でスキーが出来るようになる道具。使い方を習わないと危険な道具。
・タケコプター
空を飛べる。時速八十キロで八時間の連続運転で電池があがる。
・テキオー灯
高熱。極寒。重力の強い星、弱い星。気圧の高い星、低い星。暗黒の惑星。
どこにでも住めるようになる光線を放つ。効果は24時間。
・ミニドラ
小さいドラえもん。ドラえもんの修理ができる。
・スモールライト
ライトを当てると小さくなる。今作はミニドラを小さくしてドラえもんを修理した。
・絶対安全救命いかだ
乗っていればいつか必ず目的地に流れ着く。
オールを使えば少しは早く着く。
一日三回おべんとうの実が落ちてくる。
・迷路探査ボール
スイッチを押すと煙が迷宮上に広がっていく。
広がった煙はコンピュータが記録して正確な地図を作る。
・ぬけ穴フープ
通り抜けフープの様な道具。
・必中ゴムパチンコ
何でも命中させる道具。
【ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)】の名シーン
・ドラえもん達とスネ夫達が合流するシーン。
【ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)】の名言集
ドラえもん『うそつけ。ちっとも泳いでないくせに』
ドラえもん『道具にばっかたよってると自分の力ではなーんにもできないダメ人間になるぞ!!』
まとめ
珍しく物語のスタートのきっかけが、父・のび助。
今回のテーマは人間の化学が進化していった場合の明るい未来と暗い未来。
【のび太のドラビアンナイト】や【のび太と雲の王国】に続き、脱ドラえもん展開になる。
チャモチャ星の人は遊ぶのが大好き。楽しいことが大好き。
人間の代わりに働くあらゆるロボットが開発された。
農場、工場、交通機関、役所、商店、警察、軍隊。
あらゆる仕事がロボに任された。
次から次へ便利ロボットが開発されるが、開発するのも面倒になって開発するロボを開発した。
その内人間は働く必要がなくなり毎日が日曜日の状態。
最大の発明は「イメコン」
イメージ・コントロール。
心に思うだけでロボットに指令を与えることが出来るシステム。
これで人間は指一本動かさず暮らせるようになった。
・人間の体は使わなければどんどん衰えていくのです。
・このままではロボットなしでは動けなくなってしまいます。
藤子・F・不二雄先生の先見の明には驚かされる。
現代社会も徐々にチャモチャ星の様になってきている。
代表的なのはAmazonのアレクサか。
『だめだ。肉じゃがが母さんの味にならないよぉぉ』
堀江貴文さんも自身の著書で似たようなことを書いている。
堀江さんは「働く時間が減る分遊ぶ時間が増える。そして遊びの時間こそ新しい仕事(お金を生み出すこと)になる」と言っている。
はたして人類の未来はどうなるのか。
チャモチャ星のようにはならないでほしい。
大長編の第十三作目です。
1993年に「映画ドラえもん のび太とブリキの迷宮」が公開されています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。
大長編ドラえもん VOL.13【のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)】