今日の記事は【ファンタジスタ】で学ぶ!!人生で役立つ3つの事です。
作品名 | ファンタジスタ |
作者 | 草場道輝 |
巻数 | 全25巻 |
ジャンル | スポーツ サッカー |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
連載期間 | 1999年35号 – 2004年14号 |
アニメ | |
ドラマ | |
映画 |
「優れた技術を生かし意外性のあるプレーを行うサッカー選手」を意味する、ファンタジスタに焦点を当てた作品。離島で生まれ育ち一人で技術を磨いていた主人公の少年が卓越したボールテクニックを生かして、高校サッカーを経てU-18代表に選ばれた後に、単身イタリアに留学。U-18代表時代のチームメイトらと共に五輪代表としてオリンピックの舞台で活躍するまでを描いた、正統的なサッカー漫画。『週刊少年サンデー』(小学館)にて1999年35号から2004年14号まで全222話が連載された。単行本は全25巻、文庫版は全13巻。2014年6月より単行本の復刻版が発売。
Wikipedia
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【ファンタジスタ】ってどんな漫画?
サッカーを題材に、高校選手権からオリンピック代表選までを描いた作品。
初期の頃はリアル寄りのサッカーとキャプテン翼寄りのトンデモサッカー、どっち路線にするか様子を見てた感がある。
スルーパス!!アーリークロス!!ダイレクトパス!?戦略的ファール!!
時間と空間、全てを支配した!!
キングクリムゾンみたいや。
こんな人に読んでほしい
・必殺シュートが出ないサッカー漫画が好きな人
・カッコいいおじさんキャラが好きな人
・ドキドキしたい人
※以下ネタバレが有るのでご注意下さい。
【ファンタジスタ】で学ぶ社会の縮図
人間関係…監督と選手(役員と平社員)
てっぺいの姉が高校サッカー部の監督。思いっきり身内。
当初は個人技の実力がありながらも、組織プレーが全くの素人だったてっぺい。
組織プレーを重んじて指導してきた監督が、組織プレーの素人のてっぺいを試合に出場させる。
チームメイトは「監督が身内のてっぺいをひいきしている」と疑いの目。そう思うのも無理はない気がする。
現実社会でも代表取締役社長。役員は全て身内で固める。同族経営。そんな企業がごまんとある。
作中ではてっぺいの実力とポジションごとの適性をはっきり見せつける。
現実の同族経営会社にも見習ってほしい。分不相応な人間が身内というだけで役員になる。
実力と適正。それさえあれば不満も多少は解消されるだろうに。
人間関係2…選手と選手(平社員と平社員)
日本ユース代表合宿。てっぺいと近藤の争い。チーム内にも得意な人間もいれば苦手な人間もいる。
会社内の人間関係と同じだ。
今まで読んできたサッカー漫画は、皆仲良しこよしだったので、この設定は新鮮だった。
リアルに考えたら全員仲が良いわけがない。
近藤『悪いのはおまえを育てた指導者だろうよ!!恨むんならそいつを恨め!!その無能な指導者をな!!』
近藤からてっぺいへの挑発。
大好きな姉ちゃんをバカにされたてっぺいの気持ちがよくわかる。
これは一生埋まらない溝。
時代は違うけれどジダンの頭突き並みの事件。
小競り合いの現場を目撃したファンハーレン監督。
事情を聞いた上での一言。
ファンハーレン『ピッチ上での挑発は日常茶飯事だ。先に手を出したほうが負け、レッドカードで即退場だ。』
現実社会でも同じ。手を出した人間の罪が重い。最高にムカついた時でも殴ったら損をするのは自分。
だけど絶対に許せない侮辱、守らなければいけない大事なもの、その一線を越えたら方法を変えて対処しよう。
意思の疎通(コミュニケーション)の大切さ
日本ユース代表合宿。
サッカーはコミュニケーションのスポーツ。
監督からパスの重要性を教えてもらう。
パスには情報を込める事が出来る。
ボールを受けパスを出す瞬間に情報を注ぎ込む。
ジャパンユースカップ。てっぺいと近藤。
それぞれのプレースタイルの違い。パスが通らない。
てっぺいの自由過ぎるプレーに苛立つ近藤は、自分のプレースタイルに合わせて動けと命令。
勝つ事を優先したてっぺいは、近藤の条件を呑む。
後に近藤は勝つために、てっぺいの動きに合わせてパス出しをする。
現実社会で例えると、同期の社員が業績を上げるため(勝つため)に仕事をする。
しかし仕事のやり方や考え方が違い、目標数字を達成する事が出来ない。
自分(てっぺい)の方法が良いと思いながら、目標を達成するために同期(近藤)のやり方に合わせてみた。
一旦自分を抑えて相手の提案を試してみる。相手の提案を試した後ならば自分の提案も通りやすい。
二通りの方法を試せばどちらの方法が良いか結果が出る。
後に同期(近藤)は自分の方法よりも良い結果が出る相手(てっぺい)に合わせる事にする。
数字を達成(勝つ)ために。
自分の頭で考える
日本ユース代表合宿。15分にわたる前半ロスタイム。
監督の意図が見えない。
現実社会でも訳の分からない指示を出してくる人間がいる。
そんな時何を頼りに判断するのか。
自分の頭だ。自分の頭で考えて判断して納得して選択をする。
人生はこれの連続だ。
てっぺい『だったら考えよう!!監督がオレ達に何を課そうとしてるのか…わからんかったら考えるしかなか…』
~ファンタジスタ6巻より~
ヴァレンティノ監督『ピッチの上には色んな感情が渦巻いている。』
ヴァレンティノ監督『プライド。意地。可能性。信頼。不安や挫折。』
ヴァレンティノ監督『そして…次のプレーの選択……』
ヴァレンティノ監督『さながらサッカーは人生の縮図……』
ヴァレンティノ監督『限られた人生の中で…栄光を勝ち得るために…』
ヴァレンティノ監督『なんのためにここにいるのか……今すべき事はなんなのか…』
ヴァレンティノ監督『あいつらはもう…知っている。』
~ファンタジスタ20巻より~
まとめ
『人生』を題材にした記事。いつもと毛色が違う記事になってしまった。
【ファンタジスタ】の魅力はまだまだ語り切れていないので、別の視点からの記事もいずれ書きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。
ファンタジスタ