戸田誠二 漫画【説得ゲーム】感想

SF
出典:戸田誠二 説得ゲーム

楽しい漫画ライフを過ごしていますか?

こんばんは。

紙媒体・電子書籍の漫画を5300冊以上購入してきた♡おじさん編集長(@igmonostone)です。

今日ご紹介する漫画は【説得ゲーム】

全1巻 作者:戸田誠二

ジャンル:SF 人生 死 近未来

2006年7月に宙出版から発行されています。

ネタバレは嫌だ!

先に試し読みをしてみたい!

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【説得ゲーム】の大体

近未来の世界を舞台に『生』と『死』をテーマに各キャラの人生を描いた短編集。

日常世界とはちょっとテイストが違いますが、戸田先生の描く根本のテーマは同じです。

生きることに悩んでいる人、ちょっと疲れた人、そんな人にぜひ読んでもらいたい一冊です。

【キオリ】

脳だけで生きている人のお話。

脳の動きは電気による信号と反応と理屈はわかるのだけれど、やっぱり身体が大事ってこと身に染みる。

他のお話に比べてちょっとわかりづらかった。

2016年3月12日に実写映画化しています。

【タイムマシン】

タイムマシンで学生時代の自分にあるアドバイスをしに行くお話。

設定的には過去の行動で未来が変わる、ドラえもんタイプのタイムマシン。

過去の自分にアドバイスをするのだが、現在の自分の過去にアドバイスを受けた体験がなさそうだった。

いわゆる親殺しのタイムパラドックス。

細かいところだが設定が矛盾している。

これなら過去の行動で未来が変わらず複数の世界線ができる、ドラゴンボールタイプのタイムマシンの設定にすればよかったのに。

設定さえ気にならなければ良いお話。

【NOBODY】

手足からマヒが進行していく奇病にかかった男性が、脳死した男性の身体に脳を移植したお話。

自分に当てはめて考えるととても恐ろしくて切ないです。

外見や体質が変わったことによる、家族や恋人との関係性。

外見が変わった自分は両親や恋人にとって本当に自分なのだろうか?

逆の立場になって考えてみると、外見が変わった両親は両親と思えないような気がする。

外見と性格が合わさってこその人間なのだから、外見がまるまる他人になっていたら別人だと思う。

自分も他人も傷つけながらももがいて生きていく主人公に好感がもてます。

【誰得ゲーム】

ゲーム会社で働く仕事中毒の男性のお話。

人は何のために生きるのか?生きていることに理由はあるのか?

答えを知りながら矛盾に耐える男性と耐えられない女性の対比が良いです。

みんな人生に深く悩みすぎな気がする。

【クバード・シンドローム】

男性が妊娠・出産するお話。

女性の妊娠・出産の大変さが丁寧に描かれている。

男性医師のセリフが心に沁みます。

男性は女性の妊娠・出産を頭や心で理解する気持ちはもちろんあるけれど、実際妊娠・出産するのは女性であって本当に理解はできないと思う。

男性に特に読んでほしいお話です。

出典:戸田誠二 説得ゲーム

おじさん編集長〆の一言

おじさん編集長
おじさん編集長

現実の世界に似ているけれど「近未来」や「SF」「科学」の少し進んだ世界の話。

「もしも」の世界を舞台にしながら「人間的」なストーリーがとても考えさせられる作品。

やはり戸田先生の作品は「人間」が本質にあるからどの作品もブレずに面白い。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

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