【烈火の炎】を読んだことあるけど、一つ一つのエピソードは忘れちまったという方。
【烈火の炎】の存在は知ってるけど、読んだことがないという方。
今回の記事は【烈火の炎】の魅力を語り尽くす(幽白禁止)です。
この記事を最後まで読めば、あなたも立派な【烈火の炎】マニアに生まれ変われるはず。
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【烈火の炎】ってどんな漫画?
手から炎が出せる烈火と他人の傷を癒せる治癒の力をもった柳のお話。
柳はその能力のために狙われるが、烈火とその仲間達が柳を守るために戦うスタンド的バトル漫画。
序盤から中盤にかけては幽遊白書的展開。少年漫画の王道ともいえる暗黒武術会的展開となる。
中盤以降は冒険要素が強くなる。引き延ばし感や打ち切り感がなく綺麗に完結する。
1巻と最終巻で絵の成長が凄すぎることでも有名な作品。
作品情報
| 作品名 | 烈火の炎 |
| 作者 | 安西信行 |
| 巻数 | 全33巻 |
| ジャンル | バトル・アクション 忍者 |
| 掲載誌 | 週刊少年サンデー |
| 連載期間 | 1995年16号 – 2002年9号 |
| アニメ | 1997年7月19日 – 1998年7月10日 |
| ドラマ | |
| 映画 |
『烈火の炎』は『幽遊白書』のパクリなのか?
『烈火の炎』をリアルタイムで読んでいた世代は一度は聞いたことがあるのではないか?
子供A「『烈火の炎』?『幽遊白書』のパクリ漫画じゃん!」
子供B「ギャハハハ」
僕「ち、違う!中盤までは似てるけど中盤以降はオリジナル展開だよ!」
果たして本当に『烈火の炎』は『幽遊白書』のパクリなのか?
序盤から再確認してみた。
まずは『烈火の炎』を編ごとに分けてみた。ちなみに公式の呼び方ではないので当記事では便宜上以下の呼び方をする。
仲間との出会い編(単行本1巻~2巻)
烈火と後の火影メンバーとの出会い&バトル。
『幽遊白書』でいう桑原・蔵馬・飛影との出会い。
仲間の初登場なんてどの漫画でも普通の展開なのでパクリ認定は✕。
紅麗の館編(単行本2巻~4巻)
ヒロイン・佐古下柳がさらわれたので救出に行く話。
『幽遊白書』でいう雪菜を垂金権造から救いに行く話。
…こ、これは…
ヒロインがさらわれてヒーローが救いに行く話なんてどの漫画でもあり得る展開。と言いたいところだけどかなり酷似している。
パクリ認定は△。
裏武闘殺陣編(単行本5巻~16巻)
館で一度は追っ払った紅麗から招待を受けて参加する武闘大会のお話。
『幽遊白書』でいう戸愚呂から招待を受けて参加する暗黒武術会。
…こ、これは…
バトル漫画における天下一武道会のようなトーナメントなんてもはや王道とも言えるけど、武闘大会に参加するシチュエーションが同じすぎる。
特に『烈火の炎』で魔元紗が風子を魔次元送りにした時は、『幽遊白書』死々若丸が桑原を死出の羽衣で吸い込んだ展開と同じだった。
パクリ認定は◯。
封印の地編(単行本17巻~22巻)
紅麗の義父である森光蘭が最恐魔道具の天堂地獄を手に入れようとするが、それを火影メンバーが阻止するお話。
『幽遊白書』でいう仙水が魔界へのトンネルを開けようとしているのを防ぐ浦飯チームのお話。
森光蘭も仙水もどちらも人間社会にとんでもない影響を与える行為だけど、個人的にはそこまで似てないと思う。
パクリ認定は✕。
最終決戦前三日間編(単行本23巻~24巻)
再びさらわれたヒロイン・佐古下柳を再救出に行く前に、火影メンバーが覚悟を決めるお話。
火影のメンバーそれぞれに視点を当てた、日常の生活から非日常への対比がすごく良い。
烈火に関しては作中の肝とも言える父親のストーリーが描かれて、柳の治癒能力・紅麗の炎の型も判明。
『幽遊白書』でいう浦飯幽助、蔵馬、飛影がそれぞれべつの勢力に属した魔界編…か?
これに関しては完全に別物。
パクリ認定は✕。
SODOM編(単行本24巻~33巻)
再びさらわれたヒロイン・佐古下柳を再救出に行くため敵の本拠地に乗り込むお話。
「紅麗の館編」「裏武闘殺陣編」から登場していた敵味方入り混じるメンバーが集まるいわば最終決戦オールスター。
『幽遊白書』でいう魔界トーナメント編…か?
これに関しても完全に別物。
パクリ認定は✕。
パクリ検証まとめ
簡潔ではあるがいかがだろうか?
『烈火の炎』と『幽遊白書』。
編によっては似通った部分も確かにあったけど、そんなに大騒ぎすることの程でもないと思う。
『烈火の炎』はバトルと冒険のバランスが良く飽きずに最後まで読める。
1巻の伏線が終盤で回収された時、「うぉぉぉぉぉぉぉ」ってなった。
そしてキャラクターの掘り下げや設定が濃く、またストーリーにおける矛盾点やこの手のバトル漫画にありがちな強さのインフレも感じない。
忍者。炎術士。魔導具。
ストーリー設定。アイテム設定が良く練られている。
特に漢字で表記される技や魔導具は、当時の小中学生を邪気眼に目覚めさせるきっかけになってる。
一部抜粋。
・5D(ふぁいぶでい)。
「裏武闘殺陣編」に出場していたチーム。メンバー全員がイニシャルD。
DEATH(です) 。胴島(どうじま)。 ダムド。 ディスカス。 $・A・GA(どるあが)。
・死四天(ししてん)
裏麗の螺閃と鬼凛に次ぐ実力を持つ四人の忍。
むしろ螺閃と鬼凛よりも強かった。
・十神衆(じゅっしんしゅう)
麗の十人の幹部。
・鎖悪架子(サーカス)
火影と同じAブロックの決勝戦の相手。
チーム名にメンバーの名前が一文字づつ使用されている。
・殺陣導夢(さつじんどうむ)
裏武闘殺陣の会場。
『烈火の炎』も『幽遊白書』もどちらも素晴らしい作品だ。
こんな素敵な作品を生み出してくれた作者の方、関係者の方には感謝しかない。
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敵キャラクターの魅力を語る
『烈火の炎』の魅力の一つとして語らなければならないのは「敵キャラクターの魅力がすごいこと」
永井木蓮・森光蘭・紅麗について語ります。
永井木蓮
紅麗率いる「麗」のメンバーで小金井の相方。
魔導具は「木霊」。植物を操る『幽遊白書』の蔵馬と能力が被るも、外見も内面も全く蔵馬には似つかない。
火影メンバーとは複数にわたり戦闘をする。
紅麗の館編では烈火。
裏武闘殺陣編では小金井と水鏡。
封印の地編では水鏡。
SODOM編では烈火と空海。
ほぼ全編にわたり登場する印象深いキャラクター。
また魔道具の使い方も再登場のたびに新たな能力を発動して強さも上昇するなど描かれ方が味方キャラっぽい。
元相方の小金井、紅麗、命と常に仲間や協力者を裏切り利用し続けるさまは潔さすら感じる。
リアルタイムで読んでいる時は木蓮がここまで強くなるとは思わなかった。
作中ブレずに描かれた持論は「人間は自分自身が一番可愛い」。
↑程度の差はあれど共感できる部分もある。
森光蘭
紅麗の養父で表向きは事前実業家。
食べ物、女、金、家、絵画等。
欲しいものは全て手に入れるが、死んだらすべてが無意味になるため最終的には不老不死を望む。
尽きない欲望のために行動し続けるある意味尊敬できる人。
作中印象に残ったセリフ。
『何かを手に入れるには何かを捨てねばならない』
世の中は等価交換。
森のキャラクターも程度の差はあれど共感できる部分もある。
紅麗
烈火の異母兄で炎術師。
『烈火の炎』のもう一人の主人公と言っても良い存在。
家族や仲間に恵まれて守りきった烈火と違い、失うものが多かった紅麗。
・呪いの児と呼ばれ頭首の座を奪われる
・織田信長に母の麗奈と里を奪われる
・現代に流されて第二の母と慕う月乃を森光蘭に利用される
・最愛の女性・紅を森光蘭を奪われる
・紅を自らの炎として取り込む
・磁生、ジョーカーを失う
ざっと上げただけでも非常に辛い体験をしている。
辛い体験の原因は烈火にあると考えて、普段はクールなふるまいなのだが烈火に対しては並々ならぬ憎悪の感情を爆発させる。
紅麗が感情を見せた相手。
麗奈、森光蘭、月乃、紅、烈火、小金井、陽炎、音遠、雷覇、磁生、ジョーカー。
最終戦後、火影の決着をつけるために時空流離で過去に戻る際に見せた烈火への微笑み。
言葉にできない烈火の挨拶。この不思議な兄弟関係がたまらなく好きだ。
この別れのシーンに『烈火の炎』の良さが詰まってる。
物語の展開的には中盤でバトルするけど最後の最後まで最強格だったのも良かった。
敵キャラクターの魅力のまとめ
人間が多かれ少なかれ持っているであろう欲望の感情。
それをダイレクトに描いた永井木蓮と森光蘭。
烈火とは別のベクトル守る戦いをで描かれた紅麗。
連載開始から30年経っても色褪せない名作。
前世の無念と因縁
烈火、紅麗、森光蘭の三勢力。
その原因のもとが火影忍軍の存在。
烈火と柳の出会いには前世からの無念があった。
桜花と桜姫
最終決戦前三日間編(単行本23巻~24巻)で描かれた、烈火の父・桜花と柳の前世・桜姫のお話。
桜姫は政略結婚を断るために、火影の桜花に結婚相手の暗殺依頼をする。
しかし暗殺は失敗に終わり国と国との戦争にまで発展する。
桜姫は意中の相手を戦で失い、桜花も桜姫の心を完全に守ることができなかった。
その桜姫の無念が現代の柳の治癒能力に現れ、火影の里や仲間を守れなかった無念が火竜裂神となる。
虚空と海魔
魔道具を作成した虚空と海魔。
虚空は後に火竜漆式となり、海魔は天堂地獄となる。
そして虚空と海魔の最高傑作が「風神」と「雷神」。
意思を持った上級魔道具が互いを破壊しようとする。
風神と雷神
風神の持ち主と風子と雷神の持ち主の雷覇のバトル。
風子は火影のメンバー。雷覇は麗のメンバー。
当人同士は完全な敵対関係というわけでもなく、むしろ風子を死なせないようにフォローする王子様的存在の雷覇。
それでも最後は虚空と海魔、風神と雷神の因縁により決戦。
風神ちゃんが言ってた代理戦争。
風子は柳のために。雷覇は紅麗のために。
互いの大切なもののために戦う二人。
最後は今まで助けてくれた王子様ではなく、ずっとそばにいた王子様が風子を支えた。
個人的『烈火の炎』のベストバウト。風子VS雷覇。何回読み直しても泣ける。
まとめ
漫画の旅人パクリ検証から始まった当記事。
いかがだったろうか?最初から最後まで読んでみると『烈火の炎』ならではの魅力がたくさん詰まっていることがわかるはず。
掘り下げはできなかったけど女性キャラクターが可愛い。
陽炎。風子。瑪瑙。音遠。辰子。犬子。羊子。風神ちゃん。牛乃。塁。
女性キャラクターだけではなくキモキャラも上手。
鉞(まさかり)。双角斎(そうかくさい)。海魔(かいま)。高杉正金(たかすぎまさかね)。
固定の衣装があまりなく、バトルの度に服装が変わることが多い。
烈火、土門は服装決まり気味かも。水鏡、風子、小金井は衣装チェンジ多い気がする。
服装でファッションに興味あるキャラが分かり、日常生活も想像できて良い。
水鏡と巡狂座の戦いもグッド。
巡狂座を葬る世話人の存在も良い。
崩が烈火を見つめる表情がベリーグッド。親の気分か、兄弟の気分か、戦友の気分か。個人的に全部だと思う。
最終巻めっちゃ泣ける。
物語的には柳が炎のままのほうがしっくりくる。
けれど少年漫画は基本的にハッピーエンド。
この展開が一番だ。
やばい。全然まとまらないのでこの辺で。
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仲間と共に宿命の敵と戦う王道バトルアクション。
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