漫画 大長編ドラえもん VOL.10【のび太とアニマル惑星(プラネット)】感想

今日ご紹介する漫画は【大長編ドラえもん VOL.10 のび太とアニマル惑星(プラネット)】

ある晩、のび太が不思議な煙にさそわれていった先は動物たちが人間のように暮らす不思議な世界。そこは人間以外の進化した動物が平和に暮らすアニマル惑星。彼らはみな、やさしく、環境を大事にし、流血を好まない。のび太にドラえもん、ジャイアン、スネ夫、しずちゃんもアニマル惑星のすばらしさに感動する。そこで仲よくなった子犬のチッポに別れを惜しみつつ、のび太たちは地球へ帰る。ところが、数日後、探検ごっこの道具のひとつとしてチッポにわたしたトランシーバーから驚くべき知らせが入った!!　なんと神話上の怪物ニムゲがアニマル惑星に攻撃をしかけたというのだ。アニマル惑星から持ち帰った、かれかかった花だけをたよりにロケット（宇宙救命ボート）で再びチッポのもとへと向かう五人。ドラえもんたちは無事アニマル惑星に着くことができるのだろうか!?　さらに伝説の悪魔ニムゲの正体とは？　自然環境保護をテーマにした大長編シリーズ第１０作!!

まんが王国 公式サイト

全1巻 作者：藤子・F・不二雄

ジャンル：SF 動物 環境破壊 武田鉄矢

『月刊コロコロコミック』で1989年10月号から1990年3月号まで連載されていました。

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【ドラえもん のび太とアニマル惑星(プラネット)】の大体

謎のピンクのもやの中を歩くのび太。

ピンクのもやを抜けた先には会話をする動物たちがいる世界。

動物たちの手には蛍の入った花が。

明かりが欲しいのび太もその花を手にする。

蛍に逃げられたのび太は蛍を追うが、その先には先ほどのピンクのもやがある。

眠くなったのび太は再びピンクのもやの中へ。

はたしてのび太が見た動物は現実なのか。

【ドラえもん のび太とアニマル惑星(プラネット)】の主な登場人物

のび太

新種の花を発見した。クマの一族。

ドラえもん

ネコの一族。

しずか

ウサギの一族。

スネ夫

キツネの一族。

ジャイアン

ゴリラの一族。ケンカのプロ。

出木杉

今作は植物博士としての登場。

玉子

のび太の母。うら山をゴルフ場にするのを反対する町民。環境問題について勉強をした。

チッポ

アニマルプラネットの住人。犬。トラブルメーカー。

【のび太の大魔境】にも同名の犬が出てきたが関係性はない。

チッポの父

犬のおまわりさん。

ゴリ郎の父

ジャイアンとゴリ郎の区別がつかない。近眼。

ゴリ郎

ジャイアンそっくりのゴリラ。

ロミ

チッポの従妹。

ウータン

町長。神に祈りをささげる。

【ドラえもん のび太とアニマル惑星(プラネット)】の設定・用語

・ピンクのもや

のび太の部屋とアニマル星を繋げた不思議な煙。

伝説の光の階段。22世紀の「どこでもガス」と同等の性能を持つ。

「どこでもガス」は「どこでもドア」の気体版。

・ドラえもんの首のすず

ドラえもんが首に着けているすずは小型カメラになっている。なんてこった。

・アニマル星

人間の手足をもった動物たちが暮らしている星。科学が発達している。

・ニムゲ

月を支配していた悪魔族。チッポの先祖たちをイジメていた。

・地獄星

ニムゲの子孫が暮らしている星。気も草も生えておらず、石ころと干からびた土ばかりの星。空気も悪い。

・星の船

アニマル星に埋まっていた宇宙船。

【ドラえもん のび太とアニマル惑星(プラネット)】で使用された主なひみつ道具

・タケコプター

空を飛べる。時速八十キロで八時間の連続運転で電池があがる。

・台風の複眼

これを身に着けると台風の目になれる。雨も風もそこだけしずめる道具。

・ノビールハンド

棒の先端に手がついていてスイッチを押すと棒が伸びる。今作ではのび太とチッポを助けた。

・ジェットモグラ

すごいスピードで地中を掘るモグラ。今作ではピンクのもやが埋まっている穴を広げるために使われた。

・植物あやつり機

植物を一時的に動物にして会話をできるようにする道具。

・動物ごっこぼうし

未来の幼稚園で動物ごっこをする時に使う道具。動物の特性が使える。

ウサギの帽子は耳が良くなる。キツネの帽子は鼻が良くなる。ゴリラの帽子は怪力になる。

・みのむし式ねぶくろ

・圧縮非常食三十食ぶんつめあわせ

・どろ水でも飲める浄水器

・糸なし糸電話型トランシーバー

・警報用打ちあげ花火

禁断の森に行くためにセットにした道具。

・タイム虫メガネ

虫メガネを通して見ると昔の映像が見れる。今作ではピンクのもやの三日前のダイヤルの位置を確認するために使われた。

・宇宙救命ボート

自動的に地球型惑星を見つけてつれてってくれる道具。目的の星の手掛かり(石ころ)等があればその星に行く事が出来る。

・ツキの月

飲むと三時間の間信じられないほど幸運がつく。普段ついていない人間ほど効果がある。

・空気砲

手にはめて空気を打ち出す道具。

ドラえもんが持っている道具の中では比較的殺傷能力が高い。空気砲を集中して当てると円盤も落とせる威力になる。

【ドラえもん のび太とアニマル惑星(プラネット)】の名シーン

・アニマル星でピンチになるのび太をなんだかんだ言ってついてきて助けるドラえもんのシーン。

・ジャイアンが弱音を吐いて逃げ回るシーン。今までの大長編では見られないレアなキャラ設定。

・最終的には映画版のジャイアンが戻ってきてチッポを助けに行く事を決めたシーン。

【ドラえもん のび太とアニマル惑星(プラネット)】の名言集

ドラえもん『人に言うな！ますますバカにされるから』←アニマル惑星に行ったのび太に対してのセリフ。

ドラえもん『深く考えすぎない方がいい。君の頭はあまり丈夫な方じゃないんだから』←アニマル惑星に行ったのか行ってないのか悩むのび太に対してのセリフ。

ドラえもん『のび太の脳みそは進化が遅れているらしい』←アニマルプラネットの住人の手足について熱弁をふるっているが、理解できないのび太に対してのセリフ。

のび太『そういえばワタアメに似てるね』←バカ。ピンクのもやに悩むドラえもんに対してのセリフ。

しずか『まさか真っ昼間から、のび太さんじゃあるまいし。』←アニマルプラネットが静まり返って『みんな寝てるのかな』と言うのび太に対してのセリフ。

ジャイアン『うるせえ!!人間生きるか死ぬかって時には信じられないような力がでるもんだ!!』←ピンクのもやからニムゲがついてきてそこから逃げるシーンのセリフ。

スネ夫『あのずうずうしい無神経なバカ力だけが自慢のジャイアンが…』←ニムゲにうなされるジャイアンに対してのセリフ。

ジャイアン『こう見えてもオレはケンカのプロだ!!』←ドラえもん界の剣鉄也や。

ジャイアン『友達に助けを求められているのに知らん顔していられるか!!』←ビビるスネ夫に対してのセリフ。

まとめ

大長編ドラえもん VOL.10【のび太とアニマル惑星(プラネット)】