今回の記事は大長編ドラえもん VOL.5【のび太の魔界大冒険】感想です。
「もしも……魔法の世界になったら!!」。魔法が使えることを夢見るのび太が、もしもボックスでそう願うと、次の日の朝には、街の空は空飛ぶじゅうたんでいっぱい!! ママは指先から光を出して朝食を作り、小学校では物体をうかす授業をしている。そう、本当の魔法世界になったのだ!! そんななか、のび太とドラえもんは魔界博士の満月先生とその娘の美夜子に出会い、博士の魔界接近説を聞いた。魔界が接近して地球をほろぼすというのだ。にわかに信じがたいのび太たち。だが、次の日、再び満月博士の家を訪ねると、博士の家が跡形もなく消えていた!! すべてが謎のまま夜を迎えると、昼間からのび太たちのそばにいた不思議なネコが、月の光を浴びて、美夜子になった!! 彼女は博士が魔物にさらわれたと言い、いっしょに魔界に乗りこんでほしいと哀願する。さあ、どうする!? のび太、ドラえもん!! 仰天摩訶不思議の大長編シリーズ第5弾!!
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【ドラえもん のび太の魔界大冒険】の大体
魔法使いに憧れたのび太が、もしもボックスで魔法の存在する世界にしてしまう。
しかし魔法の世界は、元の世界の化学と魔法が入れ替わっただけの世界であった。
魔法は学校の授業の一つとなっており、勉強や練習をしないと使いこなせない。
空飛ぶじゅうたんは元の世界の自家用車と同じように免許が必要。
元の世界でも落ちこぼれ、魔法の世界でも落ちこぼれるのび太。
簡単な魔法の一つでも覚えてから元の世界に戻そうとする。
はたしてのび太は魔法が使えるようになるのか。
作品情報
作品名 | 大長編ドラえもん VOL.5 のび太の魔界大冒険 |
作者 | 藤子・F・不二雄 |
巻数 | 全1巻 |
ジャンル | SF 冒険 ミステリー 魔界 じゅうたん ほうき |
掲載誌 | 月刊コロコロコミック |
連載期間 | 1983年9月号から1984年2月号 |
アニメ | |
ドラマ | |
映画 |
※以下ネタバレが有るのでご注意下さい。
【ドラえもん のび太の魔界大冒険】の主な登場人物
のび太
異常なまでに魔法に憧れる少年。
ドラえもん
元祖魔法使い。
しずか
のび太にチンカラホイされる。
スネ夫
使い魔にやられた。
ジャイアン
使い魔にやられた。
出木杉
占星術や錬金術等の起源をのび太に教えた。相変わらず博識キャラである。毎回のごとく冒険からはハブられるというのに。
玉子
のび太の母。あるひみつ道具を粗大ゴミに出すという愚行を犯す。
先生
のび太の担任の先生。珍しくストーリーに絡んでくる。
ドラミ
ドラえもんの妹。剣心でいうところの師匠の立ち位置。チート的ジョーカーキャラ。
使い魔
ジャイアンとスネ夫を倒した。
満月博士
魔学博士。魔界接近説を唱える。
美夜子
満月博士の娘。夢はプロのレーサー。猫にされる。
大魔王デマオン
心臓に銀の矢を撃ち込まれると死ぬ。←普通死ぬと思う。
メジューサ
ある人物を石にした。
【ドラえもん のび太の魔界大冒険】の設定・用語
・物体浮遊術
あらゆる魔法の基礎。
・チンカラホイ
物体浮遊術の呪文名。魔法の世界では小学一年生から習う最もかんたんな魔法。
・ホーキング
博士ではない。ほうきで遊びに行くサイクリング的な事。
【ドラえもん のび太の魔界大冒険】で使用された主なひみつ道具
・そくせき魔法ぼう
のび太の夢の中だけのひみつ道具。被ると魔法が使えるようになる。
・もしもボックス
ドラえもん史上最高にヤバいひみつ道具。もしも○○だったらという世界を作り出せる。
・タケコプター
空を飛べる。時速八十キロで八時間の連続運転で電池があがる。
・翻訳コンニャク
食べると言葉や文字がわかるようになるコンニャク。今作は猫と話すために使用した。
・ヒラリマント
あらゆるものを回避したり跳ね返すことが出来る。フェニックスウイングのような道具。今作は魔法を跳ね返した。
・あべこべクリーム
塗るとあべこべになるクリーム。作中では南極にいる時に使ったため手足が暖かくなった。
・道路光線
光の道路ができる。蜃気楼でも迷わない。
・石ころぼうし
被るとその辺に落ちている石ころのように気にならない存在になる。
・とりよせバッグ
物や人を取りよせることが出来る。
今作はタイムマシンを使うためにのび太の机を取り寄せた。
・ビッグライト
ライトを当てたものを大きくできる。
・とおりぬけフープ
異空間の穴を作れる。
・ショックガン
サイを一撃で沈める銃。
・空気砲
手にはめて空気を打ち出す道具。
ドラえもんが持っている道具の中では比較的殺傷能力が高い。
【ドラえもん のび太の魔界大冒険】の名シーン
・ジャイアンの唄が初めて凶器となったシーン。
・美夜子が悪魔を食い止めてのび太を逃がし悪魔討伐を託すシーン。
【ドラえもん のび太の魔界大冒険】の名言集
のび太『ま、夢に決まってるよな。魔法なんてほんとにあるわけないし。』←ドラえもん…
しずか『でもね、空想は空想。ほんとは魔法なんてないんだってちゃんとわかってるのよ。』←ドラえもん…
のび太『いくら僕でも女の子を置き去りにして逃げられるか!』
まとめ
のび太『ま、夢に決まってるよな。魔法なんてほんとにあるわけないし。』
のび太がこのセリフを言うなんて。
同棲している猫型ロボットの方がよっぽどすさまじい大魔道士だと思う。
しずか『でもね、空想は空想。ほんとは魔法なんてないんだってちゃんとわかってるのよ。』
しずかも猫型ロボットの魔法を目の当たりにしてるはずなのに。
ストーリーとしては今までの大長編とは違うミステリー要素もある。
もしもボックスで魔法の世界にした後でも、のび太は落ちこぼれと言うところが哀れだった。
空飛ぶじゅうたんが自家用車扱いだったり、こういう魔法世界を望んでたのではないというのび太の気持ちが分かる。
いつものメンバーが魔界に行くのを尻込みしているのに違和感。
のび太とドラえもんは違う世界に来たのでまだ納得できるけれど。
今まで色々な大冒険をしたというのに。
その分いつものメンバーがそろった時は『時は来た』感が有る。
敵のランクが星の数で表されているためわかりやすい。
ボーイのミリオンぐらいわかりやすい。
何の前振りもなくドラミが出てきたのはご都合主義すぎる。
映画版ではのび太の夢にドラミが出てくるので、多少のフリはある。
ドラえもん世界はパラレルワールドの設定が無かったけれど、魔界大冒険で初めてパラレルワールドの設定が出てくる。
もしもボックスを使用すればするほど、パラレルワールドが出来る設定になってしまったが、今までのび太が使用した世界は平気なのだろうか。
疑問なのが美夜子や満月博士は魔法世界にしか存在しない理由が不明なところ。
大長編の第五作目です。
1984年には「映画ドラえもん のび太の魔界大冒険」が公開。
2007年には映画版のリメイク作品「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~」も公開されています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。
大長編ドラえもん VOL.5【のび太の魔界大冒険】