「ドラゴンボールZ」は鳥山明による「ドラゴンボール」シリーズの続編で、激しいバトルシーンと緻密なストーリーテリングで全世界の視聴者を魅了しました。
その劇場版アニメ作品が、アニメコミックスとして生まれ変わったのが、「ドラゴンボールZアニメコミックス」です。
本記事では、「ドラゴンボールZアニメコミックス」の魅力を解説し、読者からの感想を集約してみました。
再び愛されること間違いなしのこの作品を、一緒に探求しましょう。
ドラゴンボールZ アニメコミックスの紹介
各映画の時期の設定は、基本的に放送中のテレビアニメと同時期に設定してあるが、前述で述べた通り『Z』はアニメオリジナルストーリーの挿入が難しいため、劇場版は原作・アニメとは様々な矛盾する箇所が見られる。
中には原作と流れが通じる作品もあるものの、鳥山自身は1986年の『神龍の伝説』から1996年の『最強への道』までの映画版について「僕の中で劇場版は漫画の本編とは別次元の話と述べており、レギュラーアニメ放送時の『Z』の劇場版は原作と関連性のないパラレルワールドの作品である。
しかし、『神と神』と『復活の「F」』は、鳥山明自身が初めてアニメシリーズのストーリーの制作に携わっており、原作の魔人ブウ編とエピローグの間の時期の物語を描いている。
ドラゴンボールZ(アニメ)劇場版・概要-Wikipedia
ドラゴンボールZ アニメコミックス1
時は第23回天下一武道会から数年後。武道会で悟空に敗れたピッコロが、今度こそ悟空を倒すために荒野で修行をしている途中で、謎の一団の襲撃を受ける。一方、パオズ山で暮らす悟空一家にも異変が起こった。悟空が不在の間に、チチと牛魔王が何者かに襲われた上、悟飯が四星球ごと盗まれたのだ。
黒幕であるガーリックJr.は、ドラゴンボールを全て集め、自身の居城であるガーリック城にて神龍を呼び出し、永遠の命をもらい受けた。ほどなくして、ドラゴンレーダーで位置を知った悟空はガーリック一味と対峙するが、その途中で神が現れ、ガーリックと睨み合う。悟空はガーリック3人衆と戦うが、その途中でクリリン、さらに悟空の敵であるはずのピッコロも現れた。悟空たちとガーリックJr.たちの戦いが始まる。
ドラゴンボールZ-Wikipedia
チチの危機に気づき飛び出す悟空。
相変わらず例の魚を取っている。
あの例の魚は絶滅しないのだろうか。
少年時代は裸で駆け付けそうだが今作ではバッチリ服を着て助けに来る。
羞恥心か社会性が見についた模様。
今作時点で悟飯の潜在能力に気づいているのがガーリックJrのみ。
部下のニッキー共に惜しいキャラだった。
ちなみにガーリックJrは、アニメ版で再登場する。
アニメスタッフさんグッジョブ。
ファミコンソフト『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』にもガーリックJr達は登場する。
ラディッツ襲来からベジータ襲来までのRPG作品。
原作のストーリーにガーリックJrを上手く絡ませた上に、RPGとしてクリリン、ヤムチャ、天津飯、餃子も戦力にできる。
キャラゲーはクソゲーのイメージが強いが『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』は普通に良ゲーだった。
こちらも機会があれば是非プレイしてほしい。
ドラゴンボールZ 劇場版
ドラゴンボールZ アニメコミックス2【この世で一番強いヤツ】
悪の天才科学者Dr.ウィローの助手であるDr.コーチンはドラゴンボールを集め、永久氷壁の中からDr.ウィローを50年ぶりにこの世に蘇らせた。頭脳のみの存在であるDr.ウィローは、地上で最も強い人間の肉体を求めていた。彼は武術の神様と謳われた亀仙人こと武天老師に目を付け、自身が造った3体の凶暴戦士を亀仙人と戦わせた。ウーロンの頼みを受けて、危機に駆けつけた悟空たちの前に立ち塞がったのは、凶暴戦士たち、そして洗脳されたピッコロだった。悟空とピッコロの戦いを静観するDr.ウィローは、その戦闘力の高さを瞬時に見抜き、悟空の体を欲するようになる。
ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ-Wikipedia
口から怪光線(クチカラカイカコウセン)を二度も使うピッコロ。
この頃はまだ魔族じみている。
律儀にピンポンを鳴らすバイオマンがちょっと可愛い。
亀仙人に普通に出番があり嬉しい。
界王拳4倍かめはめ波をくらって生きているDr.ウィロー。
悟空の体要らなくね?
原作では魔人ブウしか倒せなかった元気玉が活躍。
ドラゴンボールZになってからアクションシーンの迫力が増したと思う。
アニメ版も是非見てほしい。
アニメ版を漫画版にした今作だと、鳥山先生のコマ割りや構図、アクションのポーズなど活かしきれていない印象。
やはりアニメはアニメ版がベストだと思う。
ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ
ドラゴンボールZ アニメコミックス3【地球まるごと超決戦】
宇宙を荒しまわるならず者として恐れられるターレス軍団は、星の滋養を吸って成長する「神精樹」の種を地球に植え付けた。神精樹の実を食べることで絶大な力を手にし、やがて宇宙のすべてを支配するのがターレスの目的なのだ。
神精樹の成長に伴い、地球には次々と天変地異が起こる。北の界王から地球が衰退していくことを知らされた悟空たちZ戦士は、神精樹を破壊して地球を救うため、ターレスに戦いを挑む。
ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦-Wikipedia
今回の敵キャラが悟空と同じ顔のターレス。
ベタと言えばベタな設定だが、当時はとてもワクワクしたのを覚えている。
野沢雅子さんの、悟空、悟飯、ターレスの演技の分け方も素人の子供ながら非常に凄いと思った。
ターレスは今でも大好きなキャラクターの一人。
世間的人気もあるのでドラゴンボールのゲームには近年、よく登場しているイメージがある。
悟空ブラックとかいう訳の分からないターレスの2番煎じを出すぐらいなら、ターレスをもっと掘り下げてほしいものだ。
ヤムチャ、天津飯、餃子が活躍する、最初で最後の劇場版。
原作にはない展開で初視聴時はワクワクした覚えがある。
しかしターレス一味に歯が立たず、けっきょく悟空がターレス一味を倒した事には子供心にがっかりした。
そんな悟空がターレスに歯が立たずやられてしまうのだけれど、悟空の復活を願いヤムチャ達が再び立ち上がるところはとても良かった。
前作の【 この世で一番強いヤツ】に続き、元気玉でフィニッシュさせるのも劇場版の特徴。
こちらも一度アニメ版を見てから漫画版を見るのをオススメします。
ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦
ドラゴンボールZ アニメコミックス4【超サイヤ人だ孫悟空】
全宇宙を支配しようとたくらむ悪の宇宙人スラッグが、地球を最新型惑星クルーザーとして使用するために襲来。
太陽の光を直接浴びると1時間も生きていられない種族であるスラッグ軍団の魔族は、手始めに地球の太陽光線を遮断する。悟空たちはスラッグの野望を阻止しようと闘うが、スラッグの強さはあのフリーザや超サイヤ人をも上回るかもしれないという。悟空たちとスラッグ軍団との戦いが始まる。
ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空-Wikipedia
スラッグ。
おじいちゃん姿。永遠の若さ。腕が伸びる。巨大化。
ピッコロ大魔王とマジュニアの設定を活かした登場。
今読み直すとスラッグのパワハラが非常に目立つ。
年齢による健康被害を気遣った社員を処刑。
商品の納期の遅さに腹を立て処刑。
別の社員に商品の納期を再確認。
処刑された社員を見た直後に同じ納期は伝えられないだろう…
ドラゴンボールを一時間で集めるように無茶な納期を要求。
完全にアウツな経営者である。
同じ経営者であるフリーザ様を少しは見習ってほしいものである。
ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空
ドラゴンボールZ アニメコミックス5【とびっきりの最強対最強】
フリーザの兄クウラは、フリーザが地球から来た孫悟空というサイヤ人に倒されたと聞き、彼を倒すべく地球に向かった。悟空が悟飯、クリリン、ウーロン、ハイヤードラゴンたちと渓谷でキャンプを楽しんでいたところへ、突如クウラ機甲戦隊が襲いかかってくる。
ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強-Wikipedia
今作の敵はフリーザの兄貴。
ドラゴンボールの敵としての象徴。
あのフリーザの兄である。
当時のちびっ子達は大興奮した。
原作には父のコルド大王が出てきた。兄が居ても不思議ではない。
ここまできたら母も見てみたい。
クウラ機甲戦隊。
名前からクウラの親衛隊をイメージできる。
それに対してギニュー特戦隊。
フリーザの親衛隊っぽくない。
んめちゃめちゃ今更だけどフリーザ特戦隊にするべきだったのでは。
意外にもブルマが登場しない初の劇場版作品。
亀仙人やウーロンは毎回出るのに…
今気づいたけれど神龍も出てない。
ドラゴンボールの象徴、ブルマと神龍の出ない異色作品でる。
ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強
ドラゴンボールZ アニメコミックス6【激突!!100億パワーの戦士たち】
デンデが地球の神となり、その後も新ナメック星では平穏な日々が続いていた。しかしある時、宇宙の彼方から飛来したマシン惑星・ビッグゲテスターが新ナメック星を覆ってしまう。
新ナメック星からの危機を知らされたデンデは悟空たちに救援を要請。悟空、悟飯、クリリン、ピッコロ、亀仙人、ウーロン、ヤジロベーが宇宙船で新ナメック星へ向かうが、そこに現れたのは、かつて悟空が倒したはずのフリーザの兄・クウラだった。
死んだと思われていたクウラは、脳だけで宇宙を漂っていたが、運良くビッグゲテスターに流れ着き、そのメインコンピューターと融合。新ナメック星を侵略するために覆い尽くしていたのである。そして、悟空とクウラの因縁の対決が再び始まった。
ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち-Wikipedia
劇場版ドラゴンボールZとしては初めての連作。
前作【とびっきりの最強対最強】の敵、クウラが復活して今作の敵になるという展開。
やはりフリーザの兄というポジションは人気が高かったのだろうか。
悟空の兄というポジションはドイヒーなことになっているのに。
しかもピッカピカの状態。
少年は昭和の時代からメタリックや超合金に憧れを持っているからね。
このデザインは秀逸だ。
原作の人気の敵の兄貴。パワーアップしての再登場。しかもメタリック。
少年の心を見事に抑えた、まさに毛利の三本の矢。
またベジータの劇場版デビュー作でもある。
タイマンにこだわる悟空とベジータだが二人の共闘はやはりテンション上がる。
そんな二人が共闘して倒したメタルクウラ。
崖の上から大量に出て来た時は絶望感でいっぱいだった。
どうやって倒すんだろう。
ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち