【こち亀】を読んだことあるけど一つ一つのエピソードは忘れちまったという方。
【こち亀】の存在は知ってるけど読んだことがないという方。
宝くじで高額当選をしたことがある方。
そんな人たちに向けて!
漫画マイスターによる【全話レビュー】と【おすすめ回】をお届け。
今回の記事は【こち亀】83巻 全話レビューとおすすめ回「部長と両さんと宝クジ」です。
【こちら葛飾区亀有公園前派出所】ってどんな漫画?
作品情報
作品名 | こちら葛飾区亀有公園前派出所 |
作者 | 秋本治 |
巻数 | 全201巻 |
ジャンル | ギャグ・コメディ 日常 歴史 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
連載期間 | 1976年42号 – 2016年42号 |
アニメ | 1996年 – 2004年 |
ドラマ | 2009年 |
映画 | 2011年8月6日 |
※以下ネタバレが有るのでご注意下さい。
【こち亀】83巻 おすすめ回
83巻1話【史上最大の宝クジ!の巻】
宝くじの当選番号をチェックしている、大原部長・中川・麗子。
朝っぱらから金の話をする部長達にケチをつける両さん。
そんな両さんに部長は反論する。
部長『宝くじは庶民に残された最後の夢だぞ』
そんな部長に両さんも反論する。
両さん『部長は確かに庶民です。100%純粋な庶民!』
部長と中川達の間で線引をする。
両さん『お前たち二人は庶民ではない!日本で有数の大金持ちだろうが!』
そんな両さんをシカトして番号チェックを続ける部長だが…

155億円当選したら自分ならどうするだろう。
当選を確認した途端、心臓マヒを起こす気がする。
わりとマジで。
評価【★★★★★】
以上。【こち亀】83巻 おすすめ回でした。
【こち亀】83巻 各話レビュー
83巻1話【史上最大の宝クジ!の巻】

おすすめ回。
評価【★★★★★】
83巻2話【クルシミマス・バザーの巻】
葛飾署が主催のクリスマスバザー。
だがバザーの品の集まりが悪く、麗子に回収係をお願いされる。
報酬は「腰の寒梅」
まずは「タオルセット」を出した署長から回収へ向かう。
お歳暮の余りの品っぽく、そのセコさが両さんの怒りを余計に買うことになる。
中川・麗子・亀戸署の署長の寄付品を例に上げて、罪悪感を感じさせる両さん。
最終的にロレックスの時計・高級コニャック・金杯の回収に成功する。
そして白鳥麗次・大原部長の私物を勝手に寄付品として回収するが…

署長から寄付品を強奪するシーンは何度見ても草。
評価【★★★★】
83巻3話【両津流お正月の過ごし方!?の巻】
年末年始をボルボ西郷・祖父の小金丸と過ごした両さん。
腹が減ったので近所のコンビニに向かう両さん達。
コンビニでは本田がアルバイトをしており、それをいいことに好き放題食材を食べまくる。
全員で予算が2000円しかないが、両さん達は15万円近く使ってしまう。
そして本田の技量で何とかごまかせと無茶を言うが、パトロール中の部長が通りかかり…

正月早々本田に迷惑を掛ける両さんに草。
評価【★★★★】
83巻4話【亀有結婚行進曲の巻(前編)】
今年、成人式を迎える麻里愛。
浅草神社で参拝をするので、両さんが付き合うことに。
参拝の帰り道、帯が苦しいので着付けを直してもらおうと両さんの実家へ向かう。
だが実家には誰もおらず、お客が来たので店番をやることになった両さん達。
お客からは、両さんが嫁を連れてきたと噂が流れる。
しばらくして両親が帰ってきたので、麻里愛を紹介して着付けを直してもらう。
そして両さんが席を外している間に、両親は麻里愛に『勘吉のことを好きか』質問をする。
麻里愛は『もちろんですわ』と答える。
そして両親は『勘吉を末永く宜しく』と固い挨拶を交わして…

両さんは完全に否定しているのに勘違いするお客のおばさん。
なぜおばさんという人種は人の話を聞かないのだろうか。
評価【★★★★】
83巻5話【亀有結婚行進曲の巻(後編)】
前回からの連続エピソード。
両さんが結婚すると商店街中で大騒ぎになっており、その騒ぎは部長の耳まで入ってきた。
慌てて両さんは実家へ向かうが、式の予定はだいぶ決まっており、関連グッズまで作られる始末。
今さら中止に出来ないと踏んだ両さん達は、ある方法しかないと言って…

両津家ならではの展開。
逆に両さんが結婚することでこれだけ町を上げての行事になるということは、両さんがとても愛されている証だとおもう。
評価【★★★★】
83巻6話【第3の男・タイガー刑事の巻】
本庁からまたも新しい刑事がやってくる派出所。
今回の刑事はタイガー刑事。
中川達は
・タイガーのような野性的な刑事
・タイガーとのコンビで犯人を捕らえる刑事
・愛銃のグリップにタイガーの絵が入っている
・日常、お茶の入ったポッドを持っている
・タイガーの入れ墨を入れている
と予想を立てる。
だが派出所には、ドイツのタイガー戦車が現れてて…

タイガー刑事初登場のエピソード。
評価【★★★】
83巻7話【この人は誰でしょう!の巻】
超人気女優の白鳥小百合の初恋の人が両さんだったと発覚して、テレビ番組の「対面コーナー」に出演依頼が来る。
当の本人の両さんは、まるで記憶に無い。
そんな両さんに、大の白鳥小百合ファンの部長は「小学生時代の記憶を思い出せ」と両さんに言い続ける。
そしていよいよ、白鳥小百合と対面するが…

両さん的には災難だけれどテレビ的にとても美味しいシーン。
関係者意外は大爆笑だと思う。
評価【★★★★】
83巻8話【はっけよいは待ったナシ!?の巻】
大の相撲ファンの部長。
枡席で観戦したいが、相撲ブームの中、チケットは中々取れない。
そこで両さんは、商店街の福引の特等が相撲の枡席のチケットだったことを思い出して、拾った福引で挑戦する。
驚異的な勝負強さを発揮した両さんは、特等を当てて派出所に戻る。
そしてわざとらしく、相撲のチケットを落として部長の気を引く。
四人席だからと、中川・麗子を誘って、最後の一人に本田を誘おうとする。
さすがに中川と麗子に『部長を誘ってあげてほしい』と言われて、部長を誘う両さん。
この日から両さんは部長の足元を見て調子に乗るが…

足元を見る両さんと部長のエピソード。
敬語を強要したり、両津先生と呼ばせたり、いつものパターンで草。
評価【★★★★】
83巻9話【おそ松くんカー!?の巻】
派出所でニャロメを書いて本田に見せる両さん。
ニャロメ以外にも漫画キャラをかける両さんに、中川がおそ松くんを書けるか尋ねる。
両さんは、おそ松くんを書くのが大得意で、中川・麗子・本田におそ松くんの知識を語る。
その知識と絵の上手さを見込んで、中川は両さんにある依頼をする。
中川の知人が限定のロールスロイスを購入したが、限定と言いながらかなりの台数が作られたことに知人は怒っており、知人の大好きなおそ松くんをペイントすることでより目立つようにしてほしい。
報酬はおそ松くん一個に付き一万円。
両さんはボディーだけではなく、エンジンルームやプラグにもおそ松くんを書いた。
その数、なんと3333個。
早速現金を受け取った両さんは、競馬場へ向かうが…

当時はおそ松くんが出てくることに何の疑問も抱かなかったが、今思うと版権はどうなっているんだろう。
雑誌の掲載だけではなく、単行本にも掲載されているので大丈夫なはずだが、どうやって権利をクリアしたかのほうが気になる。
評価【★★★★】
83巻10話【携帯電話魔!の巻】
山手線を利用する両さんと中川。
車内の携帯電話の使用率に驚きを隠せない。
そんな中、派出所の外で携帯電話を使っているおばあちゃんを発見する。
困っているようなので声をかけると、携帯電話が全然動かないという。
携帯電話を見るとバッテリーがないため動かない。
そこで中川の持っていたバッテリーと交換した途端に、着信がある。
電話に出るとおばあちゃんの息子から。
だがその息子はおばあちゃんの背後から電話をかけており、声をかけて話せる距離にいた。
何でいちいち電話を使うか尋ねる両さん。
息子は大企業の通信化に勤めており、電話取引が中心のため、今では電話で話すほうが楽だという。
そんな息子におばあちゃんも困っているようで、何とかならないかと両さんに相談する。
両さんは、おばあちゃんの家に向かうが…

逆に現代(2020年)だと電話が苦手な若者が増えている。
コミュニケーションはもっぱらLINE等の文章らしい。
確かに電話は相手の都合を考えずに、一方的にかかってくる中々うっとうしいツールだと思う。
こんなツールが未だに使われているのに違和感。
評価【★★★】
まとめ
おすすめ回は一話のみだが、他のエピソードもレベルが高く安定して読める83巻。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。
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