【こち亀】190巻全話レビューとおすすめ回「部長のスマホ」

2020年7月15日2023年8月15日

【こち亀】を読んだことあるけど、一つ一つのエピソードは忘れちまったという方。

【こち亀】の存在は知ってるけど、読んだことがないという方。

フリック入力が未だ慣れないという方。

そんな人たちに向けて！

漫画の旅人による【全話レビュー】と【おすすめ回】をお届け。

今回の記事は【こち亀】190巻全話レビューとおすすめ回「部長のスマホ」です。

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【こちら葛飾区亀有公園前派出所】ってどんな漫画？

作品情報

作品名	こちら葛飾区亀有公園前派出所
作者	秋本治
巻数	全201巻
ジャンル	ギャグ・コメディ日常歴史
掲載誌	週刊少年ジャンプ
連載期間	1976年42号 – 2016年42号
アニメ	1996年 – 2004年
ドラマ	2009年
映画	2011年8月6日

※以下ネタバレが有るのでご注意下さい。

【こち亀】190巻おすすめ回

190巻4話【スマホ競争の巻】

スマートフォンがスタンダードになっている世の中。

大原部長は未だガラケーを使用しているが、行きつけのスナックでバカにされる。

ついた呼び名が「ガラパゴスおじさん」

憤慨した部長は最新機種のスマートフォンを義理の息子から借り受ける。

バカにされた悔しさでスマホの知識を急速に身につける部長は、調子に乗って署長を小バカにする。

だが一夜漬けの知識のため操作を誤り初期化してしまい…

漫画の旅人

バカにされてからの反骨心は立派。
だけど署長を小バカにする態度はいただけない。
部長のダメな点と良い点がにじみ出た良回。
評価【】

以上。【こち亀】190巻おすすめ回でした。

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【こち亀】190巻各話レビュー

190巻1話【艶歌(エンカ)ロイドの巻】

両さんの声を使用した怒鳴るだけのボーカロイドソフト、「りょーつっぽいど」がアジアで大ブームになっている。

だが一切ネットニュースになっておらず、演歌ロイドと同じく文通や電話を使用した閉じられた世界で広がっている。

マーケットは無法地帯で、両さんには一切版権料が入ってこない。

版権が欲しい両さんは、祖父の勘兵衛のところに相談に行き「りょーつっぽいど」の管理をしてもらう。

勘兵衛の仕事は早く「りょーつっぽいど」のアジアツアーが決定する。

そして物販の売り上げの9割を貰う約束をして、実際にグッズが売られているかチェックしに行く両さん。

だが機材の不備で「りょーつっぽいど」の映像が映らなくなり…

漫画の旅人

ボーカロイド界がもっと発展したら、実在のアーティストのボーカロイドも発売されるのだろうか。
自分の好きなアーティストに自分の作曲した歌を歌ってもらう。
新たな娯楽になりそう。
評価【】

190巻2話【学びの時代の巻】

一歳の頃から色々な習い事をしていたレモン。

そんなレモンが二歳の時の学習塾でのエピソードを母の桔梗が語る。

その学習塾では勉強のできる順にクラス分けがされていて、一位が美咲鈴(みさきりん)という女の子で二位がレモンだった。

午後の筆記テストでレモンは美咲の異変に気づき、突如バケツの水をぶっかける。

レモンの行動は問題となりレモンは退学処分となってしまう。

だが美咲は先生に真実を話して…

漫画の旅人

心が苦しくなるエピソード。
レモンの行動も美咲の告白も大人っぽい。
評価【】

190巻3話【GPS飛行艇の巻】

ラジコン機の「東京飛行機倶楽部」を設立した両さん。

日本列島縦断レース・日本海横断レースが話題となり遂にスポンサーが付く。

今回のレースは太平洋横断レースでハワイをゴールに開催することに。

優勝賞金は10億円。完走で3億円。日付変更線越えで1億円の賞金。

レースには電極スパークとプラスも参加。

ジェットエンジンやエアガンを仕込んだ両さんの飛行艇。

カモメの大群が正面から現れて、エアガンを撃つ両さんの飛行艇の姿はエアロスミスのようだ。

だが両さんの飛行艇は行方不明となり…

漫画の旅人

ハイテクが遊びの世界に広がると面白さが格段に増える。
未来は希望があり楽しいことで溢れそうだ。
評価【】

190巻4話【スマホ競争の巻】

漫画の旅人

おすすめ回。
評価【】

190巻5話【サクラよりイチゴの巻】

葛飾区で桜の品種を作るために区民代表に選ばれた両さん。

だが両さんは、花見で飲む酒が大好きなだけで桜には興味がない。

そんな中、イチゴが10個で2万円で売れていると知って自身もイチゴ栽培を始めようとする。

残念（法条）の実家は農家なので、残念（法条）に相談しに行く両さん。

イチゴを栽培するにはそれなりの設備とお金がかかると知って、『桜の新種を発見した』と言って区から予算をもらってくる。

両さんの資金調達力と勉強熱心な残念のコンビは、遂に1粒100グラムの高級イチゴの栽培に成功する。

「美人局」「毛毛いちご」「あほおう」の三種類をネットで販売する。

販売ルートを確保した両さんは男子寮を引っ越して…

漫画の旅人

イチゴの名称に草。
連載後期の残念（法条）とのコンビも定番化してきた印象。
評価【】

190巻6話【根画手部(ねがてぶ)の日々厄日の巻】

沖縄への出張を命じられた両さん。

同行するのは超ビビリの警官・根画手部(ねがてぶ)。

『事故やハイジャックが起きるかもしれない』と泣きわめく根画手部を何とか飛行機に搭乗させた両さん。

だが根画手部の心配が的中して飛行機は本当にハイジャックされてしまい…

漫画の旅人

根画手部の顔がスッパマンになってきた。
評価【】

190巻7話【天翔る鳩たちの巻】

迷い鳩を保護した両さんと本田。

鳩の足についていたケータイ番号に連絡をして鳩を届けることに。

鳩の飼い主は、本田の実家の近所だった。

そして両さんと本田は鳩レースについて詳しく話を聞く。

レースは賞金が出ると聞いて俄然興味が湧いた両さん。

迷い鳩の保護のお礼にエリート鳩を譲り受ける。

そしてレースに参加させるが…

漫画の旅人

鳩小屋と聞くとラピュタのパズーを思い出す。
評価【】

190巻8話【ハインケル刑事(デカ)の巻】

緊急指令で特殊刑事がまたも派出所にやってくる。

刑事の名前は灰無蹴流(はいんける)刑事。

灰無蹴流刑事は、ドイツの双胴(ツヴィリング)爆撃機・ハインケルに乗った双子の大阪人。

通天閣署のメンバーとも知り合いで、飛行機を三つ繋げた三人組を捕らえるために東京にやってきた。

そしてわけも分からずハインケルに乗せられた両さんだが…

漫画の旅人

個人的に特殊刑事シリーズは殆どハマらなかった。
評価【】

190巻9話【電車で食べたいの巻】

通勤電車の中で牛丼を食べていた両さんを発見した部長。

注意をしようと思ったが、駅についてそのまま牛丼を食べながら去ってしまう。

『電車は公共の場なので飲食や化粧をするのは良くない』と部長は語る。

そして出勤してきた両さんに、『電車内で飲食をするな』と注意をする。

しかし両さんの中では車内の飲食は普通の行為で反論をする。

だが全ての反論を部長達に論破される両さん。

それならばと中川の鉄道会社で「食事専用車両」を作らせる。

反対する中川だったが意外にも乗車客の反応がよく、アンケートを取って社内に自販機を設置したところ鉄道会社にもかなりの利益を生んだ。

「食事専用車両」の成功に気を良くした両さんは、飲み屋ばかりの「男専用車両」も作るが…

漫画の旅人

電車のあり方も時代とともに変わる。
飯ぐらいゆっくり食える時間を確保するくらいの生活はしたい。
評価【】

まとめ

漫画の旅人

いよいよ190巻に突入。
残りラスト10巻も両さんには突っ走ってほしい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。

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