戸田誠二 漫画【化けの皮】感想

ファンタジー
出典:戸田誠二 化けの皮 表紙

こんばんは。おじさん編集長です。

今日ご紹介する漫画は【化けの皮】

全1巻 作者:戸田誠二

ジャンル:ファンタジー 童話 昔話 愛

『まんがグリム童話』で2002年から2003年に掲載されていました。

2005年8月にぶんか社から発行されています。

-化けの皮の大体-

この漫画集に収録されている作品は、実在の昔話をモチーフに再構成されたものです。

【大きなかぶ】

娘と父のお話。

娘には結婚したい相手がいる。父は結婚相手は自分が選ぶという。

結婚相手を認めない父と喧嘩して娘は屋敷を飛び出る。

結婚相手の兄弟と協力して父からの追っ手を振り切るけれど・・・

父親が聞く耳を持たず自己中すぎる。それで娘に出ていかれてもしょうがないと思った。

娘の結婚相手が良い人すぎる。父親はもっと感謝するべき。

【春香伝】

愛する女性のために役人を目指す男性。愛する男性を信じて待ち続ける女性。

次に出会ったときは平民に重い税をかける悪代官になった彼だった。

役人になるには身分が高いことが絶対条件でコネやワイロがはびこっている世界。

男性は役人の養子になって無事役人になったは良いが、無茶苦茶な税の徴収に心を痛める。

それでも自分や愛する女性が生活をするにはしょうがないことと自分に言い聞かせるが・・・

男性も女性もお互いのことを想っているのは伝わったけれど、結果にいまいちしゃくぜんとしなかった。

最終的に自分たちは幸せになっているけれど、周りの人が不幸になってしまった。

出典:戸田誠二 化けの皮

【金の刀】

外見が違うと差別を受ける。その差別が大きくなると村単位で争いが起きる。

争いの後は復讐が始まる。とても悲しいお話。

ウトレントクが情けない男だと思った。

理由はどうあれキクナと子供まで作りながら保身に走った。

俯瞰で見るとウトレントクも被害者だと思うが、キクナを守ってほしかった。

最後の別れもへらへらしてて心底むかついた。

【化けの皮】

愛ゆえの行為だとは言え殺人は駄目。

愛する人のために人を殺し、愛する人のために人を生き返らせる。

愛は時に人を狂わせる。そう思った。

-おじさん編集長〆の一言-

『愛』をテーマに作られた一冊。

全体的にどのお話もモヤモヤした終わり方という印象。

相手を想う気持ちは強すぎて、歯車が狂うととんでもない方向に行ってしまう。

この作品も良かったけれど戸田先生の魅力はオリジナル作品にあると思う。

ぜひご一読ください。

戸田誠二先生のその他の作品感想まとめはコチラ。

【まとめ記事】戸田誠二の漫画その1

【まとめ記事】戸田誠二の漫画その2

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