【やさしいヒカリ】評価と感想とライフハック

※本ページに記載の内容は、記事作成時または更新時のものです。またPRが含まれています。

あなたはブラック企業に勤めた経験はありますか?

かつてブラック企業に勤めていた、管理人の漫画の旅人。

勤務時間の長さ、休日の少なさ、賃金の低さ。

日々心が殺されて、健康も害し、無表情、無気力になっていく。

生きているというよりも死んでないだけという言葉のほうがしっくりくる。

今回紹介する漫画【やさしいヒカリ】の主人公、三宅飛鳥(みやけあすか)も同じ境遇だった。

離島での暮らしをきっかけに、生きていくのに大切な事に気づく三宅くん。

三宅くんを通じて日和子の優しさ、可愛らしさ、ニヤッとする恋模様。

全3巻としっかりと纏まっていて何度も読み直したくなる素敵な作品。

例えば、どこか遠くで暮らすとしたら――。息つく暇のない生活を送るサラリーマン・三宅が再就職で行き着いたのは、穏やかに時間が流れる月輪島。女子高生が案内人の、新たな暮らしが始まる! 潮風薫るリラックス・ドラマ開幕!!

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目次

【やさしいヒカリ】ってどんな漫画?

ブラック企業に勤めていた青年が、精神に限界を感じて友達に離島の仕事と住み込み先を紹介してもらう。

住み込み先の女子高生との話をメインに、離島の人達とのヒューマンドラマが見所。

キャラクターの表情がとにかく上手。

人間の複雑な感情を表情や仕草で描いている。

こんな人に読んでほしい

・人生を見つめ直したい人
・親子関係・友達関係に悩んでいる人
・ゆったりとした空気感が好きな人
・微妙な仕草や表情の変化で恋愛漫画を楽しめる人

作品情報

作品名やさしいヒカリ
作者中村ひなた
巻数全3巻
ジャンル日常 島 JK
掲載誌good!アフタヌーン
連載期間2018年7号~2019年10号
アニメ
ドラマ
映画

※以下ネタバレが有るのでご注意下さい。

【やさしいヒカリ】のココが素敵

とにかく日和子ちゃんが可愛すぎる

・郵便帽を被った日和子ちゃん。

・実家の喫茶店のホームページが完成した日和子ちゃん。

ホームページを作成した三宅くんに対しての笑顔。

いつかこんな日が来るかもしれない。ホームページは作れるようになっておこう。

・学校に遅刻しそうな日和子ちゃん。

軽トラで送迎したあと、友達の前なのでちょいテレな表情でバイバイ。

いつかこんな日が来るかもしれない。軽トラの免許をとっておこう。

・父の誕生日のご馳走に目がキラキラになる日和子ちゃん。

いつかこんな日が来るかもしれない。誕生日になっておこう。

・観光から帰ってこない三宅くんを迎えに来た日和子ちゃん。

バスを寝過ごして途方に暮れていたら三宅くんに『次は一緒に行ってあげようか』と言う日和子ちゃん。

いつかこんな日が来るかもしれない。一人で観光しよう。

・上着を借りる日和子ちゃん。

日和子ちゃんの部屋で勉強を教える三宅くん。寒がる日和子ちゃんに自分の上着を貸す。

最初はクサイと言われるが冗談だったことが発覚。

いつかこんな日が来るかもしれない。上着を用意しておこう。

・将来の夢が決まった日和子ちゃん。

きっかけをくれた三宅くんをパシャッ。

いつかこんな日が来るかもしれない。いつでもアドバイス出来るようにしておこう。

・コスモスを三宅くんと見に来た日和子ちゃん。

いつかこんな日が来るかもしれない。常にコスモスを咲かせておこう。

・深夜にカレーを温め直して『食べる?』と聞いてくる日和子ちゃん。

ひゃーっ。食べまーす。

深夜に食うカレーの旨さは異常。んっっっっっっま。

・カレーのお礼を言われて何とも言えない表情の日和子ちゃん。

いつかこんな日が来るかもしれない。常に男を磨いていこう。

男の生理現象を知っている日和子ちゃん。

男を磨くのは良いが自分磨き(意味深)は程々にしておこう。

知らない間に大人になっていく。成長を喜びつつ見守ろう。

人と人との距離感がリアル

・ブラック企業の上司の発言

平日は終電まで残業。土日はプライベートが楽しめないレベルの体調&精神不良。

会社を休みたい連絡を入れたら。

クソ上司『えぇっ。いや急に困るよ。〇〇さん辞めちゃったし、他にあの企画把握している人いないでしょ。』

知らねーよ。体調不良なんて急に来るもんだろうが。上司のお前が全体の企画位把握しとけ。

まずは体調不良の相手を心配しろ。その上で仕事は皆で手分けするから大丈夫。ぐらい言え。

・日和子と翼芽の友達関係

お母さんがいない日和子。翼芽がお母さんの愚痴を言い、それを聞いて複雑な気持ちになる日和子。

お母さんがいる事で起きる悩み。お母さんがいない子から見ると贅沢だし寂しい。

・日和子と父の父子関係

たまにしか家に規制しない父。それでも日和子の将来を心配している。

そんな父と言い合いになり自己嫌悪する日和子。

家族とはいえ何でも言えるとは限らない。それでも家族だからちょっとしたきっかけで仲直り。

1巻からの前フリが効いている

I LOVE YOU。

夏目漱石『月が綺麗ですね。』???『海を見に行きませんか。』

日和子ちゃん『泥棒が来たかと思った。』

オープニング。三宅くんが島に来る。

エンディング。日和子ちゃんが島に来る。

この島にも。春がやってきました。

漫画の旅人

1話の三宅くんとの対比が効いていて、王道だけれど最高の演出。
良いじゃあないかっ。こういう演出大好きなんだから。

【やさしいヒカリ】に学ぶ人生で役立つ事

自分の人生に責任を取れるのは自分だけ

三宅くん『だったら自分が思うことをやりたい。僕はここでの仕事なら楽しくなる気がするんです。そんな気がするだけですけど……』

漫画の旅人

自分がやりたい事をやろう。未来なんて誰にも分からない。自分が納得できる道を歩こう。

メメント・モリ

三宅くん弟『自分がいつか必ず死ぬということを忘れるな』

漫画の旅人

自分はいつか死ぬ。記憶はなくなるかもしれないから記録に残そう。

どうしようもなくなったとき、今いる場所だけじゃなくて別の場所もある

三宅くん『どうしようもなくなったとき、今いる場所だけじゃなくて、別の場所もあるって知ってるのってすごいことだよ』

漫画の旅人

世界は自分が思っているよりも広い。
心の避難所があるのを忘れないようにしよう。

いつか別れが来る

由樹『なくして初めて気がつくんだよね、みんな』

漫画の旅人

当たり前の事だけど、つい忘れがち。縁を大切に。後悔しないように生きよう。

時間

三宅くん『僕らの時間は減っていくものじゃなくて、増えていくものなんだ』

漫画の旅人

一緒に過ごせる時間は刻一刻と減っていく。
だけど一緒に過ごした時間は積み重なって増えていく。
目線を変えるだけで希望が増える。
視野を広く持とう。

食べるって生きること

日和子ちゃん『食べたいときに食べるのが本当の幸せってやつなんじゃないのかな…?』

漫画の旅人

幸せって身近にあるよ。
当たり前と思わず感謝して生きよう。

自分がいなくなったときに誰も寂しがらないほうが寂しい

三宅くん『日和子ちゃんがこの島を出ていくとき、誰も寂しくなかったとしたら、そっちのほうが悲しくない?』

三宅くん『だから…もっと僕を寂しくさせてよ』

漫画の旅人

自分がいなくなった時に全力で寂しがってもらえる様に生きていこう。

友達にしないほうが良い人の7つの特徴

・身分の高い人

・若い人

・病気をしたことがない人

・お酒が好きな人

・血の気が盛んな人

・嘘つきな人

・欲深い人

漫画の旅人

病気をしたことがない人。この中では異端な特徴。
理由を聞いたら納得。
健康な人は病気の人の気持ちがわからないから。
人の気持ちが解るようになるなら、病気も悪いものではない。

日和子ちゃん『ここでは病気って言ってるけど、ほんとはなんにでも当てはまるよ』

漫画の旅人

病気だけではなく、〇〇をしたことがない人。
全ての事が相手を思いやることに繋がっている。
人生に無駄なことなんてない。
自分次第で変えられる。
プラスの感情で生きていこう。

漫画の旅人〆の一言

漫画の旅人

絵柄が少女漫画。
だけど中身はしっかりとしたヒューマンドラマ。
絵とは裏腹に大人が読んでも楽しめる作品。
日和子ちゃんと三宅くんを中心とした、人間関係の悩みや将来の進路の悩み。
誰でもコレ自分かも?って思い当たる所があるはず。
表情やセリフがとても上手で心に残る。
2019年のベスト作品。オススメです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。

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