楽しい漫画ライフを過ごしていますか?
こんばんは。
紙媒体・電子書籍の漫画を5300冊以上購入してきた♡おじさん編集長(@igmonostone)です。
#自炊 #電子書籍 #キンドル
紙の本(多分千数百冊)をほとんど自炊した後の漫画の購入は電子書籍がメインに。
気がついたら7年で4279冊。一年平均で611冊。
…買い過ぎだろうか。いや、漫画好きならきっと普通!…なはず。 pic.twitter.com/9q9aMRxLEg— おじさん編集長@漫画ブログ・でいりーおーじー (@igmonostone) July 9, 2020
今日ご紹介する漫画は【三丁目の夕日 夕焼けの詩】
おそらく実写映画【ALWAYS 三丁目の夕日】の方が有名な作品。
昭和30年代の夕日町三丁目を舞台にした一話完結型の作品。
既刊66巻という事で【三丁目の夕日】の魅力は一記事だけではとても語り切れない。
そんなわけで今回から不定期に、おじさん編集長が一話ごとに【三丁目の夕日 夕焼けの詩に学ぶ人生で役立つ事】をお届け。
【三丁目の夕日 夕焼けの詩に学ぶ人生で役立つ事】当シリーズの記事についてはコチラ。
記事の最後には「お気に入りの漫画が無料で読める」無料漫画アプリの紹介もあるので最後までお楽しみください。(目次から一気にジャンプも可能)
- 【三丁目の夕日 夕焼けの詩】ってどんな漫画?
- 作品情報
- 三丁目の夕日の名言
- おじさん編集長の各話レビュー
- 1巻1話【星を作った大工】
- 1巻2話【ふたりの魔術師】
- 1巻3話【泣くな!ジャリ太朗】
- 1巻4話【ラストタンゴ】
- 1巻5話【折れた刀】
- 1巻6話【トンボのくる日】
- 1巻7話【ユーレイ女優】
- 1巻8話【質屋】
- 1巻9話【天使の道】
- 1巻10話【猫をつれた漁師】
- 1巻11話【私小説】
- 1巻12話【二代目参上】
- 1巻13話【おにぎり女房】
- 1巻14話【帰ってきたSL】
- 1巻15話【火消し一番乗り】
- 1巻16話【オモチャの王様】
- 1巻17話【デパート・ガール】
- 1巻18話【海の男の人生は・・・】
- 1巻19話【七色の煙】
- 1巻20話【ヌードの鬼】
- 1巻21話【魔法のカクテル】
- 1巻22話【六さんの梅】
- 1巻23話【旅の宿】
- 1巻24話【雨を売る男】
- 1巻25話【セールスマンの鏡】
- 1巻26話【花火エレジー】
- 1巻27話【日のあたる場所】
- 1巻28話【スター】
- 1巻29話【ふうりん】
- おじさん編集長〆の一言
- 【三丁目の夕日 夕焼けの詩】を読むなら!見るなら!
【三丁目の夕日 夕焼けの詩】ってどんな漫画?
作品情報
作品名 | 三丁目の夕日 夕焼けの詩 |
作者 | 西岸良平 |
巻数 | 既刊66巻 |
ジャンル | 日常 歴史 |
掲載誌 | ビッグコミックオリジナル |
連載期間 | 1974年 - 現在 |
アニメ | 1990年10月12日 から 1991年3月22日 |
ドラマ | |
実写映画 | 2005年・2007年・2012年 |
※以下ネタバレが有るのでご注意下さい。
三丁目の夕日の名言
その1。子供の頃は何事も実際より素晴らしく見えるもんじゃ・・・
出典:西岸良平 三丁目の夕日 夕焼けの詩 1巻 小学館
1巻2話【ふたりの魔術師】より

これ真理。
子供の頃は、まだ人生経験が少ないのでやることなすこと全てが新鮮。
逆に言えば大人になっても没頭できることがある人は幸せ。
それを大事にしよう。
その2。花火はパアッと光ってすぐ消える・・・それがいいんですよ。それが・・・
出典:西岸良平 三丁目の夕日 夕焼けの詩 1巻 小学館
1巻26話【花火エレジー】より

確かにずっと光ってたらありがたみが減る。
終りが来るから愛しい。
その3。似顔絵は別に似てなくたって良いのさ。お客を喜ばすことが肝心でね。
出典:西岸良平 三丁目の夕日 夕焼けの詩 1巻 小学館
1巻27話【日のあたる場所】より

色々なことに応用できる教訓。
物事の本質を見抜くのが大事。
この場合は似てるか似てないかよりお客を喜ばすことがキモ。
おじさん編集長の各話レビュー
出典:西岸良平 三丁目の夕日 夕焼けの詩 1巻 小学館
1巻1話【星を作った大工】
自身の腕一本でやってきたちょっと頑固な大工の親方のエピソード。
弟子も居なくなり一人でやっていくことにする。
時代に合わずに自分の腕を振るうところが減ってくるも木材で宇宙の衛星を作り上げる。
世間の話題になるもつまらないものを作ったと機嫌が悪い。
そこに元弟子が通りかかり建築デザイナーで成功を収めていると聞く。
だが自身で弟子の建物が倒壊しかかるも、親方は腕一本で建物を直してしまう。
親方の技術を目の当たりにして、元弟子は再び弟子入りをお願いする。
評価【★★★】
1巻2話【ふたりの魔術師】
少年の頃に見た魔術師の魔術。
その魔術に憧れて自身も魔術師を目指すエピソード。
三十年後・・・世界一の魔術師と呼ばれるまでに成長した少年。
だが少年の頃に憧れた魔術師には及ばない。
そう思っていた矢先に憧れの魔術師に再開する。
そこで当時の魔術を聞くも子供だましの術と知りショックを受ける。
憧れの魔術師『子供の頃は何事も実際よりすばらしく見えるもんじゃ・・・』
そのセリフで過去を吹っ切った世界一の魔術師。
世界一の魔術師にとって憧れの魔術師は今でも大先生だった。
評価【★★★★★】
1巻3話【泣くな!ジャリ太朗】
人気子役のジャリ太朗のエピソード。
カメラやファンの前では常に笑顔。だが家では全く笑顔を見せない。
あまりにも露出をしすぎたせいか徐々に飽きられるジャリ太朗の笑顔。
動物との仕事中に猿にバカにされ遂にキレるジャリ太朗。
お茶の間には笑顔ではなく怒り顔のジャリ太朗が流れるのであった。
寺田心くんを彷彿させる回。
評価【★★★】
1巻4話【ラストタンゴ】
キャバクラで働いている浦島ミチコのエピソード。
大学の教授。政治家。小説家。様々な職業の男性がミチコの魅力に囚われている。
そこに男子学生がやってきてミチコに結婚を迫る。ミチコは男子学生をたしなめて帰らせる。
そしてその日を境にミチコは夜の街から姿を消す。
五年後。男子学生は家庭を持っていた。
お婆ちゃんが交差点にいるのを見かけて手を引いてあげる男子学生。
手を引いたお婆ちゃんはミチコだったが彼は気づかなかった。
男子学生の成長に喜びながらも、気づいてもらえない寂しさもあったミチコ。
不思議な感情に襲われる回。
評価【★★★★】
1巻5話【折れた刀】
腕のいい鍛冶屋の親子のエピソード。
息子は刀作りに精を出して切れ味のいい刀を作る。
父親はクワ等の生活用具を作り刀作りに反対をする。
そんな父親と考えが合わずに都に出ていく息子。
刀鍛冶になるつもりだったが自分の刀さえあれば侍のほうが出世できる。
そう思い侍になり大名の指南役まで上り詰める。
久々に故郷に戻るも農民に馬糞をぶつけられ激怒する息子。
農民をたたっ斬ろうとするも持っていたクワに弾かれて刀が折れる。
そして折れた刀は自身の頭に刺さる。
最期にそのクワの作り手が誰かを訪ねると自身の父親の作品だと分かり涙を流す。
描写は無いがおそらく息子は亡くなっている。
父親に反抗して出ていった息子が父親を超えられずに亡くなる悲しい回。
評価【★★★★★】
1巻6話【トンボのくる日】
東京気象台の男性所員のエピソード。
蛇が出たり赤トンボが飛んだり。ここ最近の街の様子がおかしい。
地震の前触れだろうか。
動物の専門家に話を聞きに行くと、環境破壊に我慢できなくなった虫たちが東京を襲ってくると語る。
慌てた男性所員は所長にその事を話すもまるで聞く耳を持たない。
男性所員と専門家はとりあえずトンボの監視を始める。
そして人食いトンボが襲ってくることが分かり警報を発令する。
犠牲者は聞く耳を持たない所長一人だった。
それでも公害は減らず色々な動物が専門家のもとに集まる。
ノアの方舟のようだ。社会問題をテーマにした話。
評価【★★★】
1巻7話【ユーレイ女優】
猛暑により電力ピンチの電力会社のエピソード。
電力ピンチに頭を悩ますも地震もクーラーをガンガン使う暑がりの社員。
暑がりのせいで寒がりの妻に逃げられる始末。
帰宅途中のタクシーが猛暑で故障してしまう。
車を直している間ホラー映画を鑑賞するが、温度を下げるほど幽霊役を極めた女優を発見する。
この女優のフィルムを流せば電力ピンチは解決するかもしれない。
早速テレビで放映する。効果は抜群で日本中が寒くなる。
そして幽霊役の女優と再婚する。
評価【★★★】
1巻8話【質屋】
金貸しに厳しい質屋の主人のエピソード。
その理由は主人の過去にある。
金がないことに初恋が実らず。それからは恋もせず結婚もせずひたすら金をためて質屋を開く。
ただケチなだけではなく真贋能力もしっかりしている。
店じまいの時間。
女性が来店する。ダイヤの指輪を質入れに来た。
大切にしていたものだが夫が長患いでお金がいる。
主人は五百万円を貸す。
その指輪はかつて主人がガラスの指輪をダイヤと偽って初恋の相手に渡したものだった。
彼女の思い出を汚さずに済んだ。
だが初恋の未練に負けて無駄遣いをしたことにまだまだ修行が足りぬと嘆く主人。
評価【★★★★★】
1巻9話【天使の道】
凄腕の看護師のエピソード。
彼女は院長が見抜けない病気や難しい手術も成功させる程の腕の持ち主。
老衰で生気の無い患者相手には特殊メイクで生きる希望を起こさせる。
しかし特殊メイクのせいで院長と息子が恋の病になってしまう。
評価【★★★】
1巻10話【猫をつれた漁師】
浜一番の漁師と相方の猫のエピソード。
先祖代々の海で漁師を続けるも海の汚染で移動を余儀なくされる。
キレイな海を求めて旅をするもいまだ見つけられず。
評価【★★★】
1巻11話【私小説】
文化人勲章を受賞した小説家の北小路のエピソード。
彼の書く小説は自身の経験を反映するリアリティ溢れる内容が特徴。
そんな北小路の密着取材で同行する編集者。
夜の街をハシゴする北小路。
彼はエロ小説家の桃一色でもあった。
雰囲気の変わった北小路。
胸騒ぎのした編集者は書きかけの小説を確認する。
北公次は推理作家の野蔵健でもあった。
内容は小説家が編集者を殺害する話。
捕らえられる編集者。殺害方法を模索する北小路。
オチのコマは若干コメディ感があった。
評価【★★★】
1巻12話【二代目参上】
義賊の親子のエピソード。
処刑された父親の代わりに二代目を務めるも中々父親のようには上手く行かない。
評価【★★★】
1巻13話【おにぎり女房】
おにぎりを作るのが上手い女房のエピソード。
おにぎりがきっかけで旦那が家を出てってしまうが、おにぎりのおかげで旦那が戻ってくる。
評価【★★★】
1巻14話【帰ってきたSL】
石油の無くなった世界でSLが重宝されるエピソード。
再び石油が発見されてSLがお払い箱になる。
人間の変わり身の速さが嫌らしい話。
評価【★★★】
1巻15話【火消し一番乗り】
火消しの職人と消防職員の対決するエピソード。
評価【★★】
1巻16話【オモチャの王様】
子供の頃に買ってもらえなかったオモチャ。
その頃の悔しさをバネにオモチャデザイナーになった少年のエピソード。
オモチャは程々に不便じゃないとつまらないという教訓が描かれた。
評価【★★★】
1巻17話【デパート・ガール】
器量は良くないが愛嬌のあるデパートガールのエピソード。
評価【★★★★】
1巻18話【海の男の人生は・・・】
海に生きた男の一生のエピソード。
大好きな海を見つめながら生涯を閉じる。
評価【★★★★】
1巻19話【七色の煙】
焼き物を作る親子のエピソード。
父は湯呑。娘はコーヒーの茶碗。
コーヒーを認めない父だったが、最後には娘のコーヒー茶碗を認める。
評価【★★★】
1巻20話【ヌードの鬼】
ヌード限定で傑作をつくるカメラマンのエピソード。
自身の才能とやりたいことは必ずしも一致しない。
評価【★★★】
1巻21話【魔法のカクテル】
バーでお客さんの悲しみを癒やしたり悩みの解決を後押しするマスターのエピソード。
左遷された会社員。プロポーズの出来ないカップル。失恋した女性。
自身の気持ち次第で成功することは後押しできるけれど、失恋した女性だけは救えなかったのが興味深い。
評価【★★★★】
1巻22話【六さんの梅】
植木職人とその娘のエピソード。
梅の木を植えられる広くて立派な庭を持つ所に嫁いでほしいと願う父親。
娘が嫁いだのはアパートぐらしの男性の元だった。
少しがっかりしながらも娘の選んだ相手。実家の梅の木を切りタンスにして渡した。
ハートフルな話。
評価【★★★★】
1巻23話【旅の宿】
人の様子をうかがい導くのが上手な女将のエピソード。
恋愛組の夫婦。見合い組の夫婦。
関係が良くなるように影で趣向を凝らす。
売れない小説家。
死相が見えたために生きる希望が出るように促す。
女将をモデルとした小説がベストセラーになり宿が大繁盛する。
評価【★★★★】
1巻24話【雨を売る男】
傘屋の社長のエピソード。
自分の父親は腕は確かだったが一生店を持てなかった。
これからの傘屋は経営手腕とアイデアが大事と弟子に語る。
梅雨も開け連日快晴。雨を降らす機械を開発するも失敗する。
弟子『こんな機械作るより日傘でも作ればいいのに』
弟子の一言にハッとして日傘作りをする社長。
評価【★★★】
1巻25話【セールスマンの鏡】
凄腕の化粧品セールスマンのエピソード。
家に来た押し売りのセールスマン相手にセールスの指導をする。
評価【★★★】
1巻26話【花火エレジー】
科学者だった青年のエピソード。
研究が上手く行かず女性に養ってもらう日々。
教授に嫌味を言われ花火づくりをするがそれが本職になる。
だがプロポーズの前に女性は別の男の元へ行ってしまう。
今でも花火をすると過去の思い出が蘇る。
閃光のように・・・
評価【★★★★★】
1巻27話【日のあたる場所】
画家を目指す青年と似顔絵画家のおじさんのエピソード。
青年の才能に嫉妬せずバックアップするおじさんが良い。
自身の居場所を見つけることが出来た幸せの描き方が心に染みる。
評価【★★★★★】
1巻28話【スター】
歌で子供を育てる母親のエピソード。
子供のためにプロになり成功を収めるも、子供との時間は無くなり心も離れていく。
子供の顔が後の鈴木一平くんである。
評価【★★★】
1巻29話【ふうりん】
有能なガラス職人のエピソード。
大事なのは肩書じゃなくてその人自身の魅力。
評価【★★★】
おじさん編集長〆の一言

1巻という事で絵の地味さが目立つもストーリーの芯は既に完成している。
人対人で描かれるちょっぴり切ないストーリー。
ちょっぴりというのが【三丁目の夕日夕焼けの詩】の最大の見所。
ちょっぴり嬉しい。ちょっぴり悲しい。ちょっぴり切ない。
心の「ささくれ」みたいな感じ。
モブの男性のデザインが後の鈴木オートの六さん。
六さんっぽい男性の出番が最多で笑える。
それではまた明日。
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