楽しい漫画ライフを過ごしていますか?
こんばんは。
紙媒体・電子書籍の漫画を5300冊以上購入してきた♡おじさん編集長(@igmonostone)です。
#自炊 #電子書籍 #キンドル
紙の本(多分千数百冊)をほとんど自炊した後の漫画の購入は電子書籍がメインに。
気がついたら7年で4279冊。一年平均で611冊。
…買い過ぎだろうか。いや、漫画好きならきっと普通!…なはず。 pic.twitter.com/9q9aMRxLEg— おじさん編集長@漫画ブログ・でいりーおーじー (@igmonostone) July 9, 2020
【美味しんぼ】を読んだことあるけど一つ一つのエピソードは忘れちまったという方。
【美味しんぼ】の存在は知ってるけど読んだことがないという方。
【美味しんぼ】実は恋愛エピソードの方が好きという方。
そんな人たちに向けて!
【美味しんぼを恋愛漫画として楽しむ】第40巻。
ネタバレは嫌だ!
先に試し読みをしてみたい!
↓「そんな方へ」↓
無料の試し読み(ebookjapan(イーブックジャパン)公式サイトへ)
【美味しんぼ】ってどんな漫画?
作品情報
作品名 | 美味しんぼ |
作者 | 原作:雁屋哲 作画:花咲アキラ |
巻数 | 既刊111巻 |
ジャンル | 料理 |
掲載誌 | ビッグコミックスピリッツ |
連載期間 | 1983年20号 - |
アニメ | 1988年10月17日 - 1992年3月17日 |
ドラマ | 1994年-1999年 |
映画 | 1996年4月13日 |
※以下ネタバレが有るのでご注意下さい。
おじさん編集長の各話レビュー
出典:雁屋哲 花咲アキラ 美味しんぼ 40巻 小学館
40巻1話【忘れられない刺激】
ファッションデザイナー・赤座キョウ子の取材に来た、栗田と三谷夫人。
赤座はファッションデザイナーになる前の学生時代、付き合っていた男性から餞別に「ある料理」をご馳走になっていた。
「ある料理」は刺激的な味と香りで、食べると神経が休まるものだった。
ファッションデザイナーとして成功をした赤座だが、ファッションショーの前は神経がズタボロになり夜も眠れなくなるという。
そんな時、ふと思い出すように彼が昔食べさせてくれた「ある料理」を食べたい。
だが彼とは仕事が忙しくなるにつれて、やり取りが減っていき今では音信不通になっていた。
赤座は、栗田と三谷夫人に「ある料理」を見つけてくれたら、最新のコレクションの写真を撮っていいと交換条件を出す。
栗田と三谷夫人はさっそく山岡を頼りにするが・・・

恋愛エピソードで幕開けの40巻。
エピソード料理:ミョウガ料理
40巻2話【オーストラリアン・ドリーム〈1〉】
「究極のメニュー」と「至高のメニュー」のオーストラリアでの対決も佳境に入ってきた。
タスマニア州かウエストオーストラリア州。
「至高のメニュー」側はどちらの州でもいいと言ってきているので、「究極のメニュー」側で州を決めることに。
富井・三谷夫人・荒川夫人とランチに行く山岡と栗田。
汚い空気・臭い水・まずい飯を食べた富井は、日本の現状を嘆く。
それを聞いた山岡は「オーストラリアの夢」というテーマで、二つの州で一緒にやることを考えつく。
「究極のメニュー」と「至高のメニュー」の第22弾の対決は「タスマニア州・ウエストオーストラリア州」
そして近城と二木は、今度こそ栗田と山岡を落としてみせると意気込み手を握り合う。
その様子を見ていた山岡と栗田は、二人が「そういう関係」と察する。
オーストラリアのタスマニア州に到着した「世界味めぐり」メンバー。
今回の運転手は団社長が務めることになり、またも嫌な顔をする近城。
「至高のメニュー」の対決と恋愛の対決の行方は・・・

普段は鈍い山岡も手を握り合う二人を見たら察する。
40巻2話【オーストラリアン・ドリーム〈2〉】
前回からの連続エピソード。
養殖の漁場・ケープグリム気象観測所・レザーウッドビルの蜜蜂業者を取材した「世界味めぐり」メンバー。
一日の取材が終わったところでホテルに戻ってくる。
そこで海原雄山と鉢合わせするが「究極のメニュー」が考えている「非汚染」を夢と言っても意味がないと忠告を受ける。
夢は希望を与えるもの。
もはや日本では非汚染は夢のまた夢で、逆に絶望感を与えるものだという。
『そんな事を考えていたのでは勝負にならない』と高笑いしながら去っていく海原雄山。
浅い考えを撃ち抜かれた山岡は・・・

次回へ続く。
40巻2話【オーストラリアン・ドリーム〈3〉】
前回からの連続エピソード。
海原雄山に否定された「非汚染」
それでも取材先を変えることはなく、各場所で取材をすすめる「世界味めぐり」メンバー。
取材を終えた山岡達は、現地に現れた大原社主から叱責を受ける。
「帝都新聞社」の秀沢からの情報で、海原雄山にやり込められたことを気にしていた。
そんな大原社主達に『勝つための策がある。お任せください。』と強気な山岡。
そして「至高のメニュー」が発表されるが・・・

次回へ続く。
エピソード料理
至高のメニュー:エミューの肉のりんごと梨のソースあえ
40巻2話【オーストラリアン・ドリーム〈4〉】
前回からの連続エピソード。
「究極のメニュー」は三種類の水を最初に飲んでもらう。
評判の良い水は「タスマニア州の雨水」だった。
オーストラリアでは大気汚染がないので、雨水が美味しくて家庭で飲むことは普通のこと。
それを踏まえて「究極のメニュー」を発表する。
・仔牛(ミルキングヴィール)のステーキ
・茹でたマロン(オーストラリアのロブスター)
ミルキングヴィールは、牧草だけを食べて育った母牛の乳と牧草で育った仔牛の肉。
大気汚染が世界一少なく、穀物を必要としないオーストラリアならではの肉。
マロンは養殖されたものだが、自然で育っているのと同じ条件で育てられたもの。
病気の心配もなく、それに対して抗生物質の使用もない。
山岡『日本には工業立国の道しかないのは確かだが、だからといって非汚染を求める努力を放棄したらそれこそお終いだ。』
山岡『非汚染を取り戻す行動をしなければ、我々と次の世代には何の希望もない。』
山岡『過去は失われたが、未来はまだ失われていない。未来に賭ける勇気があってこそ人間なんじゃないか』
一度は海原雄山に否定された「非汚染」だが、改めて本質を求めて発表した山岡達だが・・・

徐々に美味い飯を食わせて人間関係を解決するスタイルから、環境問題等複雑なテーマになってくる。
エピソード料理
究極のメニュー:仔牛(ミルキングヴィール)のステーキ・茹でたマロン(オーストラリアのロブスター)
40巻3話【野締めと活き締め】
栗田を落とす作戦の打ち合わせをする、近城と山岡。
近城は前回のオーストラリアでの取材で、栗田を落とそうと気合を入れていたが、結果的に山岡のほうが栗田と仲良くなっているのを咎めていた。
そして実は山岡は栗田のことが好きで結婚したいのではないかと勘ぐる。
結婚なんて絶対にしないと否定する山岡。
近城は「東西新聞社」にオーストラリアの写真を持っていった後、栗田を食事に誘うから協力してくれと言って二人は解散する。
近城は評判の良い刺し身屋にやってくる。
そこには近城の知り合いの映画俳優で、食べ歩きの番組をしている土井戸がいた。
土井戸は傲慢で「究極のメニュー」を作るなら自分のところに相談に来れば、一発でいいものが作れると大口をたたく。
新聞記者なんてろくなものを食べていないだろうと、栗田達に上質な刺身の盛り合わせをご馳走する。
その刺身は非常に味がよく、土井戸は「野締め」といって締め方からして違うと得意げに語る。
だが栗田は今食べている刺身は「活け締め」で「野締め」ではないと反論する。
そして後日、決着をつけるために挨拶に行くという栗田だが・・・

今回のエピソードで栗田の山岡への想いが決定的になった気がする。
近城もそれを感じていて終戦感が漂う。
エピソード料理:活け締めの刺身
40巻4話【混ぜこぜ禁止令】
今日も団社長から夕食の誘いを受ける栗田。
だが栗田は「社員食堂運営委員会」の仕事があると夕食を断る。
諦めの悪い団社長は、自分の会社の社員食堂も運営に困っているといい「東西新聞社」の「社員食堂運営委員会」に参加する。
そして会議の結果「炊き込みご飯」と「混ぜご飯」の新メニューを追加することに決定する。
だが大原社主は『ご飯に何か炊き込んだり混ぜたりするのは不純であるし、第一その精神がよろしくない』
『何もかも混ぜこぜにする精神が、日本人を駄目にしている』と無茶苦茶な理論で猛反対する。
そこで山岡は正攻法で大原社主を責める策を思いつくが・・・

団社長の断られても諦めない精神。
見習わないといけない。
そして栗田を山岡から引き離せるなら近城じゃなくで団社長でもいいと悪い顔になる二木。
恋愛エピソードとして見所がたくさん。
エピソード料理:炊き込みご飯・混ぜご飯
40巻5話【味なウマヅラ】
三谷夫人と荒川夫人に山岡と結婚できるように協力を依頼する二木。
三谷夫人達は、栗田には団社長とくっついてもらいたい。
二組の利害が一致したので同盟関係を結ぶ。
だが近城は栗田と団社長が上手くいくように協力するのは、約束違反だという。
二木からすると自分が山岡と結婚できれば、栗田は誰と結婚しようが構わないと言い放つ。
それに近城は言うほど自分に協力してくれなかったとトドメの一言を放つ。
しかし文化部のうるさいお局様を抑えたので、今まで通り近城に協力してもいいと言う二木。
近城は汚名返上とばかりに新たな策を立てる。
・山岡の結婚嫌いは両親の不幸な結婚生活を見ていたから
・それならば結婚生活は素晴らしいということを見てもらえばいい
そこで近城は、友人の非常に中のいい夫婦の家に4人で遊びに行くことを提案するが・・・

二木のなりふり構わない感が強く出たエピソード。
栗田のはっきりしない態度が周囲を巻き込んでいく。
エピソード料理:ウマヅラ料理
40巻6話【生モノ干しモノ】
団社長に山岡と結婚できるように協力を依頼する二木。
団社長は過去にキャビア問題で二木に嘲笑されて以降、二木に対して良い感情を持っていない。
だが利害が一致するので団社長は二木と同盟を結ぶ。
前回は若い夫婦のもとに連れていき、結婚生活はやはりよくないものと思わせてしまったので、今回は年配の夫婦のもとに連れて行こうと計画する二人。
早速「東西新聞社」に向かった団社長と二木。
三谷夫人と荒川夫人は団社長と栗田が二人きりになるように動く。
そして作戦通り、4人で年配夫婦の家に行くことになるが・・・

着々と外堀を埋めていく二木。
時代が時代なら諸葛亮孔明と並ぶ稀代の軍師になっていただろう。
エピソード料理:イカ・アワビ・ナマコの生モノの料理と干しモノの料理
おじさん編集長〆の一言

山岡を落とそうと積極的に動く二木が見所の40巻。
自身の目的(山岡との結婚)のためなら手段を選ばない。
目的と手段が一致している良い例。
それではまた明日。
漫画【美味しんぼ】を読むなら!
\無料の本やキャンペーンでお得な本もある/
ebookjapan(イーブックジャパン)で
【美味しんぼ】を読む
アニメ【美味しんぼ】を見るなら!
\かんたん登録・31日間無料/
U-NEXT(ユーネクスト)で
アニメ【美味しんぼ】を視聴する
「紹介している作品は、2020年9月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。」
無料で漫画を読むには!
漫画好きに是非オススメしたい!無料漫画サイトとアプリです。
コメント