漫画【美味しんぼ】101巻 全話レビュー「山岡のノート」

料理
出典:雁屋哲 花咲アキラ 美味しんぼ 101巻 小学館
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楽しい漫画ライフを過ごしていますか?

こんばんは。

紙媒体・電子書籍の漫画を5300冊以上購入してきた♡おじさん編集長(@igmonostone)です。

【美味しんぼ】を読んだことあるけど一つ一つのエピソードは忘れちまったという方。

【美味しんぼ】の存在は知ってるけど読んだことがないという方。

【美味しんぼ】で食の安全を考えたい方。

そんな人たちに向けて!

今回の記事は漫画【美味しんぼ】101巻 全話レビュー「山岡のノート」です。

ちょっと待った!

ネタバレは嫌だ!

先に試し読みをしたい!

▼「そんなあなたへ」▼

【美味しんぼ】ってどんな漫画?

作品情報

作品名美味しんぼ
作者原作:雁屋哲 作画:花咲アキラ
巻数既刊111巻
ジャンル料理
掲載誌ビッグコミックスピリッツ
連載期間1983年20号 – 
アニメ1988年10月17日 – 1992年3月17日
ドラマ1994年-1999年
映画1996年4月13日

※以下ネタバレが有るのでご注意下さい。

おじさん編集長の各話レビュー

出典:雁屋哲 花咲アキラ 美味しんぼ 101巻 小学館

101巻1話【親の味・子の心〈前編〉】

山岡家の次女の名前が「遊璃」に決まる。

出典:雁屋哲 花咲アキラ 美味しんぼ 101巻 小学館

そしてお祝いとして男連中で飲みに行く。

・子供が出来てメデタイ。

・子供が出来ない夫婦はかわいそう。

・かといって子供をあげるわけにはいかない。

そんな中、隣りにいた女性が席を立ってしまう。

残っていた男性に事情を聞くと

『我が家は子宝に恵まれない。』

『それで妻はあなたたちの大騒ぎに耐えられなくなったんですよ。』

そう言って席を立つ男性。

その出来事を栗田に話す山岡。

当然のごとく山岡達の良識が足りなかったと責められる。

そんな中、中川夫妻が『力を貸して欲しい』と山岡家を訪ねてくる。

海原雄山に

『最近の「美食倶楽部」の料理はつまらない』

『「美食倶楽部」は一流の上を行く義務があるのに、料理人達は現状に満足している。それではお終いだ。』

と叱られた中川。

後日、近城が以前子供が出来なかった夫婦・代田夫妻が経営するレストランにたまたま立ち寄ったという。

前回のお詫びを兼ねて改めてレストランによると約束して、山岡達はレストランに向かう。

メニューの値段はとても安く注文した料理を食べるが、味はお世辞にも美味しいと言えるものではなかった。

だが原因は食材の方で、料理の腕前は良い。

理由を尋ねると『近所のファミレスの相場に合わせると値段が安くなり材料費を落とすしかない』という。

そして山岡は「美食倶楽部」の連中にこの店を立て直させようとするが…

おじさん編集長
おじさん編集長

子供の有無はかなりデリケートな問題。

自分は自分。他人は他人。気をつけよう。

101巻1話【親の味・子の心〈後編〉】

前回からの連続エピソード。

「美食倶楽部」の問題に山岡の力を借りたことが許せない海原雄山。

それでも力を借りることを選んだ中川は、代田夫妻のレストランへ向かう。

新しいメニューを山岡に試食してもらおうとする中川だが、試食の前に山岡は「あるノート」を持ってくる。

出典:雁屋哲 花咲アキラ 美味しんぼ 101巻 小学館

山岡は中学に入ると強制的に「美食倶楽部」で働かされて、海原雄山に徹底的にしごかれたという。

海原雄山の人間性は全く認めていない山岡だが、海原雄山の作る料理は認めていて、自分もこんな料理を作りたいと本気で思ったという。

そして料理のことは何でも教えてくれるが、同じことを二度尋ねると殴られるので、それを防ぐためにノートに書き留めたのがこのノート。

・洋食だけで三冊。

・ノートは全部でダンボール二箱分。

山岡のノートを見た中川は今日の試食を中止する。

そして試食は海原雄山と一緒に試してもらうと言い…

おじさん編集長
おじさん編集長

中学時代の山岡が初登場したエピソード。

中学時代から強制的に連行されたら山岡でなくても親を恨むのは仕方がない気がする。

101巻2話【食の安全〈1〉】

中国の食品不正問題について議論する「東西新聞社」文化部。

中国の批判をする富井達に山岡は『それは一方的すぎる』と言う。

日本が中国製品を買う理由はなにか?

安いからだ。

そしてなぜ安いかをデータを元に話し出す山岡。

・中国の戸籍は農村戸籍と都市戸籍に分かれている。

・農村に生まれたら農業をするしかない。

・移動の自由がなく生まれたところに住むしかないので低収入でも農業をやるしかない。

・そして日本が農産物を安くしろというので、安く仕上げるために大量の農薬や規格外の薬を使う。

そして「食の安全」を語っているうちに山岡はある決意をする。

「究極のメニュー」をひとまず締めくくるにあたって、何かの主題で統括しようと思っていた山岡。

「食の安全」こそが主題にふさわしいという。

そして引き継ぎの一環として「食の安全」は飛沢を中心に取り組むことにする。

引き受ける飛沢だが、不安は拭えずに海原雄山のもとへ相談に行く。

そして海原雄山の協力も得た飛沢。

「食の安全」は飛沢を中心にやるが、最初の取材だけは山岡が段取りを組んだ。

山岡達は食品添加物問題について取材に行くが…

おじさん編集長
おじさん編集長

あっさり海原雄山の協力をこぎつける飛沢。

天性の才能だ。

101巻2話【食の安全〈2〉】

前回からの連続エピソード。

食品添加物とは何か?

簡単に言うと需要のある商品をかんたんに作り出せる物。

「国産無農薬」の「有機栽培」の大根を「無添加無着色」で「昔通りの製法で作った」本物のたくあん。

この本物のたくあんは売れない。

理由は

・色が悪い

・臭い

・値段が高い

そこで食品添加物を使用してたくあんを作る。

・安い

・便利

・日持ちする

・見た目が綺麗

・味が濃い

そしてそれが消費者が望むもの。

出典:雁屋哲 花咲アキラ 美味しんぼ 101巻 小学館

さらにジュースやカップラーメンのスープも食品添加物であっという間に作ってしまい…

おじさん編集長
おじさん編集長

多数の消費者が望むから作る。

需要と供給が合っているので仕方がない気がする。

ただ食品添加物とのトレードは「健康」だ。

どちらが良いのか、ちゃんと自分の頭で考えよう。

101巻2話【食の安全〈3〉】

前回からの連続エピソード。

今度は持ち帰り弁当で食品添加物を学ぶ一同。

原材料表には様々な添加物が並べられている。

ただ基本的には以下を満たすもの。

・安い

・便利

・日持ちする

・見た目が綺麗

・味が濃い

中には表記のないものもある。

・容器が小さくて材料表示表をつける余地のないものはつけなくていい。

・弁当を売っているところで中身を詰めれば「製造直売」とみなされて添加物の表記はしなくても良い。

出典:雁屋哲 花咲アキラ 美味しんぼ 101巻 小学館

さらに添加物は体の健康だけではなく、心の健康まで害すと実験結果も有り…

おじさん編集長
おじさん編集長

ためになるエピソード。

ぜひ読んで欲しい。

101巻2話【食の安全〈4〉】

前回からの連続エピソード。

食品添加物の取材に行った飛沢が会社を三日も休んでいる。

飛沢に理由を尋ねると、現代日本は食品の多くに食品添加物が使用されて今も増え続けている。

そんな状態で「究極のメニュー」を作るのは無意味で価値がないと言う。

それを聞いた山岡は飛沢に厳しい言葉を投げかける。

『それなら飛沢。「究極のメニュー」の担当から外れろ。』

『偽善で価値がないと思ったらそんな仕事はするべきじゃない。』

『飛沢のためにも。「究極のメニュー」作りに働いてきた俺と栗田さんのためにも。』

落ち込んだ飛沢は海原雄山のもとへ相談に行く。

そして一冊の本を受け取る。

「変わる家族 変わる食卓」

海原雄山『これを読んで、日本の社会と食に徹底的に絶望することだ。』

本を読んだ飛沢は、著者に取材に行くが…

おじさん編集長
おじさん編集長

「家族」のあり方や「食事」のあり方は時代や家によって違うとは思う。

だけど実際社会問題になっているということは、多少なりとも歪で変わっていると思う。

そこから自覚しなくてはいけない。

101巻2話【食の安全〈5〉】

前回からの連続エピソード。

海原雄山のアドバイスで「究極のメニュー」作りは素晴らしい価値のある仕事と再認識した飛沢。

そもそもの発端は中国産の食物は危険だということから始まったので、国産のものなら安全なのかと疑問に思い調べる。

だが農産物も農薬が大量に使われて、畜産も不健康な管理をされていて、再び絶望する飛沢。

そんな飛沢に希望を見出す水先案内人を紹介する山岡。

日本には安全で美味しい有機植物を生産している人は増えてると聞いて、まずは鹿児島の海苔を養殖している現場に向かうが…

おじさん編集長
おじさん編集長

数は少ないかもしれないけれど「安全」で「美味しい」ものを作っている人がいる。対価として値段は高くなるが「健康」とのトレードオフだ。

絶対に需要はあるので頑張ってほしい。

101巻2話【食の安全〈6〉】

前回からの連続エピソード。

鹿児島県で海苔の取材をして希望を見出した飛沢達。

次は香川県で養殖魚の取材に向かう。

そこの養殖場では高級魚のサワラの養殖をしているが、サワラは養殖をするのに難しいという。

それでも手間暇をかけて、減少した漁獲量が徐々に増えてきたという。

サワラでも希望を見出した飛沢達は、香川の近くの小豆島に向かい、有機醤油の取材をするが…

おじさん編集長
おじさん編集長

良いものは手間暇がかかる。

当然のことだけれど人間は楽をしたがる。

だが楽なものはそれと引き換えに、何かを絶対に失っていることを忘れてはいけない。

101巻2話【食の安全〈7〉】

前回からの連続エピソード。

今度は千葉県へ「野菜の種」の取材に行く一同。

・日本の農家が栽培する種は、種苗会社から購入したもの。

・だが自分で採った種じゃない限り素性がわからない。

・本当の意味での安全性は守れない。

・本当の無農薬・有機栽培をするのなら無農薬で育てた自家製の種から始めるべき。

そして翌日には青森県の牧場に取材に向かう…

おじさん編集長
おじさん編集長

種から育てないとダメ。

よく考えると当然のことだが盲点だった。

101巻2話【食の安全〈8〉】

前回からの連続エピソード。

日本の農産物の中で、有機栽培が占める割合が0.16%と知って絶望する飛沢達。

基準が厳しくなったことにより、有機栽培を辞めてしまう農家も増えてしまったためだ。

これは日本の農家の体質が古いことによる弊害だという。

・今までは農協の指示通りに農薬と化学肥料を買って生産すれば、出来た作物は全て農協が買い上げた。

・JAS法で有機と認められるには栽培記録をつけなければならない。それを農家は面倒で嫌がる。

最近では農家の若者が会社勤めをして農業に戻ってくるケースも有る。

その若者たちは社会の仕組みを学んでいるので、農協任せではなく自分たちで販路を広げたりする意欲がある。

そういう人が増える限り、有機野菜は増えるはず。

農業でも希望を見出した飛沢達。

次は静岡県でお茶と養豚の取材に向かうが…

おじさん編集長
おじさん編集長

たまに値段の高い国産黒豚を食べるがやはり美味しい。

毎日食べるのは経済的に厳しいが、たまに食べる分には心が豊かになる。

101巻2話【食の安全〈9〉】

前回からの連続エピソード。

若者が農業をやっているところを取材に行く飛沢達。

大学で研修を受けた後、自分がどんな農法で農業をしたいかコーディネーターと話し合って、自分にあった里親先生を紹介してくれる制度がある。

だが古い体質のところもいまだに多く、新しい人間が入ってくることを良しとしない農村もあるという。

取材の結果を海原雄山に報告しに行く飛沢。

出典:雁屋哲 花咲アキラ 美味しんぼ 101巻 小学館

絶望に沈んでいた飛沢は、希望に燃えて戻ってきた。

そして「東西新聞社」文化部内でも「食の安全」について発表する飛沢。

そんな飛沢の意見を聞いて「究極のメニュー」を託せられると革新した山岡であった。

おじさん編集長
おじさん編集長

主役交代への布石は整った。

おじさん編集長〆の一言

おじさん編集長
おじさん編集長

仕事を引き継ぎ飛沢を成長させようとしている山岡。

終わりが近づいてきた感がある。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

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