【こち亀】148巻 全話レビューとおすすめ回「投資家両さん」

今日ご紹介する漫画は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

両津勘吉を中心に、周囲の人間とのドタバタ劇を描くストーリー。
連載期間が驚異の40年。
当時日本で流行した物事が描かれており、今読み返すと作者の先見の明に驚かされる。
全201巻という事で『こち亀』の魅力は一個の記事だけではとても語り切れない。

この記事では、その中から第148巻のレビューとおすすめ回をピックアップして紹介する。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は各サービスで試し読みできます。
特徴が少しずつ違うので、使いやすいものを選んでください。

【こち亀】148巻 おすすめ回＆各話レビュー

【こち亀】148巻 おすすめ回

148巻1話【投資家両さんの巻】

会社は誰のものか？
両さんは「会社は社長のもの」というが、中川は「株主のもの」と答える。
その答えに納得いかない両さん。

大原部長が絵本方式で説明を始める。

株式会社の始まり。株券の話。
そして「株を51%持てば経営権を握れる」と聞いて有頂天になる両さん。

早速株の売買を始めようと日本橋兜町に向かう。
そこでプラスに会って一緒にM&Aを始めて、プラスの父の会社の取引相手だった会社の株を大量に買う。

大株主となった両さんは株主総会で経営のアイデアを語り、両さんの経営方針で行くことになるがこれが大当たり。
業績が上がり株価も上がった。
持ち株が過半数を超えた両さんは、新社長になる。

業績が良いので多数の大企業から買収の話があり、その中の会社の1つが中川系列の会社だった。

それを知った中川は…

148巻4話【泣きむし亀吉の巻】

超神田寿司で修行中の亀吉。
修行を始めて半年になるが、未だにシャリを上手く炊くことができない。
亀吉は先輩職人に怒られて両さんには鬼のように怒鳴られる。

両さん「てめえ！堅すぎだ。寿司職人をなめてんじゃねえぞ！」

両さんは「亀吉はシャリを炊く才能がない」とゲパルトに話すが、ゲパルトに『「大器晩成」って言葉があるように亀吉のことももう少し様子を見てやれ』と言われる。

だが亀吉は置き手紙を残して、寿司職人を諦めて田舎へ帰ろうとするが…

148巻5話【大人子供バトルの巻】

派出所内で、中川・麗子に笑われる両さん。
そこに麻里愛が出勤してきて笑っている理由を尋ねる。

擬宝珠家で両さんが録画していたアニメをゲパルトに上書き録画されていて、それを騒いでいた両さんがレモンに「子供っぽいぞ。もう諦めろ。」とたしなめられていたから。

そして両さんは子供と大人の境界線がどこなのかと考える。

～子供っぽいところ～

・ムキになるところ
・すぐに青筋立てて叫ぶところ

～大人っぽいところ～

・駄菓子をまとめて箱で買うところ

だが「子供の頃の夢を叶えた」だけなので基本は「子供」と反論される。

そこに部長が出勤してきて部長にも子供と大人の定義を聞いてみる。

・冷静沈着な会話と説得力
・激しい会話ではなく穏やかに説得させるのが大人の証

だが両さんも麗子と部長を子供っぽいと反論する。
麗子は血液型占いを信じてるところ。
部長は同い年をすぐ同学年というところ。

最終的にはただの悪口の言い合いになり…

以上。『こち亀』148巻 おすすめ回でした。
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【こち亀】148巻 各話レビュー

148巻1話【投資家両さんの巻】

148巻2話【両さんの地域貢献!?の巻】

葛飾区の観光促進に協力することになった新葛飾署。
昆虫型の自転車で区内観光をする役目に、両さん・ボルボ・左近寺が選ばれる。
当初は真面目に観光をしていたが、次第に料金を取ってタクシー代わりに使いだす両さん。

すぐに部長にバレて殴られて頓挫する。
そこで社会貢献をするとボーナス査定が良くなると聞いた両さんは、独自に自転車を飛行するように改造するが…

148巻3話【I♡BOW(アイラブボウリング)の巻】

ボウリングにハマった部長。
マイシューズ・マイボールを購入するほどの凝りっぷりだが、自宅の近くにボウリング場がなく消化不良気味。

そこで両さんは「自宅でボウリング設備一式がセットできる」と部長に教え、悩みながらも部長は自宅にレーンを設置する。

食事も取らず一日中ボウリングをする部長。
スコアも上がってボウリング大会にエントリーする。
だが部長がエントリーしたのは、ロボットがボウリングをする大会だった。

どうしてもボウリングがしたい部長は、両さんとペアになってロボットのふりをして出場するが…

148巻4話【泣きむし亀吉の巻】

148巻5話【大人子供バトルの巻】

148巻6話【大阪万博開幕やで～の巻】

ハルから中川に電話が来る。
例のごとく両さんには内緒の話だ。
以前両さんに怪しまれて、大阪までつけられた中川は最新の注意を払ってハルの話を聞く。
要件は通天閣署で「大阪府警博覧会」をやることになったので、中川の会社にスポンサーになってほしい。
快く了承する中川。

大阪での打ち合わせ当日、エンジン・ボンネット・車内を全て開けてチェックする中川。
どこにも両さんがいないのを確認して大阪へ向かう。
だが今回は車体の下に張り付いていた。
結局両さんも大阪へ同行する。

通天閣署に到着した中川達は早速打ち合わせに入る。
話を聞くと大阪万博のような見せ方をしたいとなり、万博の思い出話しに花を咲かせる。

だが両さんの一言で事態は大きく変わる。

両さん「万博なんか見に行かなかったぞ！東京からは面倒で！」

怒った大阪人は「大阪府警博覧会」は中止にして、大阪万博を再現する方向になり…

148巻7話【銭がすべてやあらへんで！の巻】

前回からの連続エピソード。

ハルの相方のレイの家に泊めてもらった両さん。
中川は仕事なので通天閣署に出勤する。

悪徳商法のサラ金業者が問題になっており、令状が出る前に独自に行動する通天閣署。
両さんも協力してサラ金業者のビルに乗り込むが…

148巻8話【東京常夏ボーイズの巻】

異常気象で真夏日が77日目を迎えた東京。
ハイビスカスが咲いたりバナナまで実がなる状態。
関東地方の長期予報が発表されて「春夏秋冬」から「春夏夏夏」になる。

両さんはこの状況を逆手に取り、夏関連の株を買いまくっていた。
東京が常夏状態になり株で儲けた金を元手に、上野不忍池に「しのばずビーチランド」を建築する。

だがさらに異常気象が起こり…

148巻9話【出会いの橋ふたたびの巻】

少年両さんシリーズ第16弾。
吾妻橋で出会ったテキ屋の娘・祭(まつり)とのエピソード・第2弾。

祭の父親は若い衆を八人従える親分で、お祭りの屋台を数多く仕切っていた。
だがお祭りの場所割当日に、食中毒で倒れてしまい代わりに祭が参加する。

予定の売上が立たなかったら責任を取らなければいけない。
不安で神社にお祈りに来た祭。

祭「見守って下さい。神様」

賽銭箱の後で祭の願いをこっそり聞いていた少年両さんは…

まとめ

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』はエピソードごとに魅力が満載です。
気になる回からぜひチェックしてみてください！

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昭和・平成・令和をまたいで愛され続ける、笑いと人情の“元祖ご長寿ギャグアニメ”。

『こち亀』は、下町・亀有を舞台に、型破りな両さんが巻き起こすドタバタ劇を描いた大人気シリーズです。
お金・発明・恋愛・仕事――すべてに全力投球、でもどこか憎めない！
時にバカバカしく、時に胸が熱くなるストーリー展開に、
「こんな上司（部下）いたら楽しいのに！」と思わず笑顔になること間違いなし。

アニメ版では、原作の名エピソードも数多く収録。
懐かしいあの名台詞、「両津の暴走劇」をぜひもう一度。

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