【こち亀】175巻 全話レビューとおすすめ回「鑑定師大原部長」

※本ページに記載の内容は、記事作成時または更新時のものです。またPRが含まれています。

今日ご紹介する漫画は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

両津勘吉を中心に、周囲の人間とのドタバタ劇を描くストーリー。
連載期間が驚異の40年。
当時日本で流行した物事が描かれており、今読み返すと作者の先見の明に驚かされる。
全201巻という事で『こち亀』の魅力は一個の記事だけではとても語り切れない。

この記事では、その中から第175巻のレビューとおすすめ回をピックアップして紹介する。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は各サービスで試し読みできます。
特徴が少しずつ違うので、使いやすいものを選んでください。

目次

【こち亀】175巻 おすすめ回&各話レビュー

【こち亀】175巻 おすすめ回

175巻3話【鑑定師大原部長の巻】

両さんの実家から大量の焼き物が発見されたので、焼き物に詳しい大原部長に真贋の鑑定をしてもらう。

中川のアイデアで、両さんの焼き物の中に本物を数点混ぜておいて高価な品物で驚かせて、後でドッキリとバラして二度驚かせようとする。
だが部長は「両津家の焼き物は全て偽物」とハナから決めつけて、本物を見ても全く気づかない。

それどころか床に投げつけたりして乱雑に扱い…

漫画の旅人

やっぱり部長が主役のエピソードは面白い。
部長のヤラカシをイジる両さんの図。
もはや定番だけど笑わずにはいられない。
評価

以上。『こち亀』175巻 おすすめ回でした。
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【こち亀】175巻 各話レビュー

175巻1話【愛犬コンビの巻】

ファミレスで本田と食事をしていた両さん。
外では警官が人を追っていたので、犯人逮捕に協力する。
捕まえた犯人はスリの現行犯だった。

派出所に戻った両さんの元に、見たことのない犬が現れる。
犬は両さんに噛み付いて財布を持っていく。

そして財布から家電量販店のポイントカードを持ち出して、犬とは思えない知能で買い物をするが…

漫画の旅人

珍しく両さんがしてやられるエピソード。
評価【

175巻2話【現代ケータイ事情の巻】

纏が使っているケータイは1995年製の第1世代のケータイ。
あまりに古いので新しいケータイを買いに両さんと秋葉原へ向かう。

最新機種を色々説明されるが、纏はアイフォンを使うことにする。
両さんからアイフォンのレクチャーを受けた纏は、婦警の間でもアプリに詳しい立場になっていた。
便利なアプリや面白いアプリで盛り上がる婦警達。

だが数日後に早乙女がスマホを紛失するという事件が起きて…

漫画の旅人

スマホの紛失。
当時以上に生活の一部になっていて紛失は一大事。
評価【

175巻3話【鑑定師大原部長の巻】

漫画の旅人

おすすめ回。
評価

175巻4話【帰還1989-008Jの巻】

宇宙ロケットの話で盛り上がる両さんと中川。
『日本の小惑星無人探査機「青羽」が行方不明になった』と話す両さん。
だが中川は『「青羽」が再発見された』といい、今は中川の会社がプロジェクトに協力をしている。

青羽計画の総責任者・星谷教授。
データ解析で岩石のサンプル採取が失敗したと言われているが、星谷教授は成功を信じており、数々のトラブルに見回られるも何とか地球へ帰還させようとする。
燃料も底をついているが、地球の周りで衛星化させて回収予定。
しかし「青羽」の帰還前に、過労で倒れた星谷教授は亡くなってしまう。

計画を引き継いだ中川の会社の研究員達だが「青羽」の制御が効かずに大気圏突入コースに入ってしまう。

落下予測地点は星谷教授の生まれ故郷の北海道で…

漫画の旅人

人情エピソード。
いつの日か、宇宙から地球に訪問者が来るのだろうか。
フリーザみたいなのが来ないことを願う。
評価【

175巻5話【みんなでギネスの巻】

「日本には世界一の警察官が存在する!この事実が欲しい!」という警視庁命令で、両さんがギネス記録に挑戦することになる。
あらゆる世界記録にチャレンジさせられるが全て不認定となる。

ギネスは個人で勝手に記録を作っても認定されず、事前にギネス社に記録を要請しなければいけない。
その事実を知らずに、両さんに無駄にギネスに挑戦させた署長と部長は開き直る。

そして中川の協力を得て改めてギネス記録に挑戦するが…

漫画の旅人

部長と署長のコンビ。
両さんに無茶をさせてすっとぼける図。
評価【

175巻6話【飛び出せ3Dの巻】

3D(立体)テレビを買った両さんが、新葛飾署内でお披露目会をする。

3D(立体)テレビをさらに広めるために、中川の協力を得て新葛飾署内のケーブルテレビを3D化させる。
下町職人・サファリパークのライオン・動物園の猿の映像を撮りにきた両さん。
しかし目を離した隙に、猿に機材とテープを全て破壊されてしまう。

3D(立体)テレビを見に、本庁からお偉いさんが来るので何とかごまかそうとする両さんだが…

漫画の旅人

『こち亀』で度々話題に取り上げられる3D(立体)テレビ。
一定数のファンが居るものの大衆化には程遠い。
どちらかというとVRテレビの方が流行りそう。
評価【

175巻7話【プラモの時代の巻】

部長に佐倉城のプラモデルの購入を頼まれた中川だが、メーカーが倒産してしまいすでに絶版となっている。
そこで両さんは独自のルートで佐倉城を探しに行く。

両さんが訪ねたのは旧友がやっているプラモデル会社。
そこでは倒産したメーカーのプラモの金型を買収しており、佐倉城の金型もあった。
図面もパッケージも保存している会社があり、見事復元に成功する。

そして両さんは、プラモデルの金型・パチモノ・独自のアイデアについて熱く語りだして…

漫画の旅人

プラモ業界の知識が語られた、知識・マニアック回。
評価【

175巻8話【ボウリングリフォームの巻】

葛飾のボウリング場・葛飾ボウルが閉鎖すると噂が流れている。
自宅にボウリング場を設置した部長はどこか他人事。
その様子を両さんに責められてしまい、地域を上げて応援することに。

・カラオケと合体
・結婚式での利用
・葬式での利用

様々なアイデアが出るが、一気に集客を上げる方法として両さんは「映画化」をあげる。
弱小田舎校の女子ボウリング部に所属する球子の青春ストーリー。

企画はそのまま通り映画は大ヒット。

そして両さんは新たなボウリングを提案して…

漫画の旅人

ボウリング。
たまにしかやらないけれどめっちゃ楽しい。
評価【

175巻9話【鳥の就活の巻】

派出所に野生の鳥・ヨウムが迷い込んできた。
ヨウムは驚くことに人語を操って謎掛けと落語をするのであった。

ヨウムに興味を示した両さんは、足に小型カメラをつけてヨウムの生態を調べてみた。
都会ではカラスとハトが制空権を賭けて争っている。
そこでヨウムは人間のお笑い番組を見て、ウケた言葉を学んで話しかけて警戒心を解いて餌をもらうという生きる術を身に着けていた。

そして両さんは本格的にヨウム達に漫才を仕込むのだが…

漫画の旅人

日本語で話しかけてくる鳥。
作中では警戒心が解けると言っているが、むしろ恐怖で警戒してしまう。
鳥って無表情なところが怖い。
評価【

まとめ

漫画の旅人

動物、機械、シリアス、エンタメ。
幅広いジャンルが載っている175巻。
この記事が『こち亀』に興味を持つきっかけになれば幸いです。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』はエピソードごとに魅力が満載です。
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お金・発明・恋愛・仕事――すべてに全力投球、でもどこか憎めない!
時にバカバカしく、時に胸が熱くなるストーリー展開に、
「こんな上司(部下)いたら楽しいのに!」と思わず笑顔になること間違いなし。

アニメ版では、原作の名エピソードも数多く収録。
懐かしいあの名台詞、「両津の暴走劇」をぜひもう一度。

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