今日ご紹介する漫画は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
両津勘吉を中心に、周囲の人間とのドタバタ劇を描くストーリー。
連載期間が驚異の40年。
当時日本で流行した物事が描かれており、今読み返すと作者の先見の明に驚かされる。
全201巻という事で『こち亀』の魅力は一個の記事だけではとても語り切れない。
この記事では、その中から第173巻のレビューとおすすめ回をピックアップして紹介する。
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は各サービスで試し読みできます。
特徴が少しずつ違うので、使いやすいものを選んでください。
【こち亀】173巻 おすすめ回&各話レビュー
【こち亀】173巻 おすすめ回
173巻3話【両津仕分けの巻】
風邪をひいた町会長の代理で町会を仕切ることになった両さん。
最初は全くやる気がなかったが、町会の予算が980万円と聞いて俄然やる気を出す。
町会構成図や年間スケジュールを確認して仕分けをするも予算が有り余る状態。
徴収した金を返金したくない両さんは、訳のわからない行事を大量に作ることで帳尻を合わせる。
そして自分の架空口座に振り込ませて私腹を肥やす。
だが町会の人間が両さんの不審な行動に気がついて、中川と大原部長が両さんから事情聴取を始めて…
漫画の旅人神回。
ロジカルに責められてどんどん廃止になる図に草。
評価【】
以上。『こち亀』173巻 おすすめ回でした。
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【こち亀】173巻 各話レビュー
173巻1話【クリスマスイルミネーションの巻】
ケーキ屋でアルバイトをしている麻里愛。
場所が商店街から離れているため、客足がそこまで多くない。
そこで両さんは、商店街から離れているというのを逆手に取って、店の周囲を光り輝くイルミネーションでデコレートした。
これが話題となり週刊誌にも載るほどの大ヒット。
ケーキ店への来店も非常に増える。
それを聞いた麗子は「毎年ケーキをプレゼントする施設のために協力してほしい」と両さんに頼む。
電飾代金がそれなりにかかるので予算を聞いたところ「ボランティアなのでタダ」だという。
タダという言葉にショックを受けて固まる両さん。
それでも子供達のためにプロ顔負けのイルミネーションをデコレートする。
そしてタダ働きのついでに新葛飾署をデコレートする両さんだが…



ボランティア精神の麗子とタダ働きで気が乗らない両さん。
なんだかんだ作業はきっちりやるので、両さんのそういうところが麗子も好きだし信頼してるんだろうなと感じる良いエピソード。
評価【】
173巻2話【正月大阪駅でんの巻】
正月の駅でんに参加することが決まった、両さん・中川・麗子。
だがその駅でんは、大阪の環状線を一周する「大阪駅でん」だった。
企画の発案者は通天閣署。
体力が滅法ある両さんだが、ハル達の作った独自ルールに苦戦を強いられて…



通天閣署のメンバーと絡むと、両さんの良さが全く活かせていない気がする。
評価【】
173巻3話【両津仕分けの巻】



神回。
評価【】
173巻4話【ケータイ小説家の巻】
ケータイ小説が流行っていると麻里愛に聞いた両さん。
レモンが書いている小説がケータイ小説に似ていると気づき、ケータイ小説大賞に応募して大賞を受賞してしまう。
その本は大ヒットして続編の小説も連載となる。
だが執筆が遅い両さんはホテルに缶詰めになる。
実際はレモンが執筆をしているので文字が進まない両さん。
わがままな日々が続くが、レモンは幼稚園の旅行に行ってしまい…



レモンの圧倒的な才能とそれを利用する両さんの定番のエピソード。
評価【】
173巻5話【マリアのマイカーの巻】
麻里愛の父が使っている車が壊れてしまったので、代わりにディーラーに来た麻里愛。
だが車に詳しくない麻里愛は、ディーラーの大人店長を困らせてしまう。
そこに両さんが現れて、麻里愛の代わりに大人店長とやり取りをする。
結果的に中川の会社のビンゴ大会で車を当てた両さんが、麻里愛にその車をあげることで決着する。
運転の苦手な麻里愛だが、両さんの指導で練習をする。
しかし練習中に暴走者が現れて、両さんは暴走車から子供をかばって轢かれてしまう。
それに怒った麻里愛が暴走車を追跡するが…



両様への愛が爆発した麻里愛が久々の登場回。
評価【】
173巻6話【女子カメラブームの巻】
デジカメが欲しくて両さんと買いに行った麻里愛。
さっそく派出所メンバーで試し撮りをしてみるが、両さんの顔は人物として認識されず。
そのためフルオートカメラなのに、両さんの写真をキレイに取るためにマニュアル撮影をする麻里愛。
両さんへの愛だけでメキメキとカメラの腕を上げる。
そして両さんをモデルにした麻里愛の写真が賞を受賞する。
賞金が出ると知った両さんは、モデルとしてやる気を出すが…



前回に引き続き、両様への愛が爆発する麻里愛のエピソードかと思いきや、オチへの急な方今転換に草。
評価【】
173巻7話【おいでよ萌風呂(もえぶろ)!の巻】
赤字が続き廃業を考えている銭湯・亀乃湯。
そんな亀乃湯を救うために、アニメとタイアップをして若い男の客を増やす両さん。
両さんの狙いは見事当たって、ファンは実在の銭湯に集った。
・限定グッズの販売
・アニメとリンクして毎日違う湯が楽しめる「日替わり湯」
・秋葉原のメイドとのコラボ
さらに人気声優&歌手とのイベントも銭湯でやることになるが…



近代の商売は単品で生き抜くことは難しい。
コラボの力は大きい。
評価【】
173巻8話【オヤジ小学生の巻】
カメラマンが風邪をひいたので、カメラマンと警備を兼ねて小学校の遠足に行くことになった両さんと麻里愛。
両さんが向かう小学校は、電極プラスが通う小学校だった。
小学校内は校長も教頭も子供で運営されており、小学生とは思えないほど落ち着いた雰囲気を醸し出す。
遠足は一泊二日で箱根の温泉に向かうが、移動中のバス内や食事中も疲れた大人のようで…



感情を目一杯表現できるのは子供の特権。
大人になればなるほど感情を押し殺す機会が増えてくる。
評価【】
173巻9話【武将ブームの巻】
部長が婦警と楽しそうに話している姿を見て驚く両さん。
中川によると戦国時代が女性たちでブームになっている。
部長は城のミニチュアを見せて得意げに語るが「城を制作したのは両津」と話す。
婦警達に一目置かれる両さんだが、歴史の知識が全く無くてバカにされてしまう。
悔しい思いをした両さんはゲパルトと纏に相談をするが、二人の答えはレモンを先生に歴史を習うこと。
両さんは、漫画・アニメ・映画を利用して自分なりに覚えやすい形で戦国時代の勉強をする。
そして十分な知識がついたところで部長と婦警に知識を披露するが…



部長に小馬鹿にされて悔しくて勉強をする両さん。
ここまではいつものテンプレだが、オチはいつもと違う。
これはこれで新鮮だけど、お約束の部長オチが楽しみだったので残念。
評価【】
作品に興味を持った方は、こちらから電子版を確認してみてください。
なお『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、テレビアニメ・劇場版としても長年映像化されている。
原作のエピソードがどのように再構成されているかを見比べるのも面白い。
→ アニメ版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
まとめ



当時の流行や時事問題が取り入れられている173巻。
・電飾
・事業仕分け
・エコカー
・歴女
今改めて読むと懐かしい。
この記事が『こち亀』に興味を持つきっかけになれば幸いです。











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