今日ご紹介する漫画は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
両津勘吉を中心に、周囲の人間とのドタバタ劇を描くストーリー。
連載期間が驚異の40年。
当時日本で流行した物事が描かれており、今読み返すと作者の先見の明に驚かされる。
全201巻という事で『こち亀』の魅力は一個の記事だけではとても語り切れない。
この記事では、その中から第167巻のレビューとおすすめ回をピックアップして紹介する。
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は各サービスで試し読みできます。
特徴が少しずつ違うので、使いやすいものを選んでください。
【こち亀】167巻 おすすめ回&各話レビュー
【こち亀】167巻 おすすめ回
167巻2話【忍者になりたいの巻】
時代劇が好きな大原部長。
「特に忍者が大好きで江戸時代に生まれていたら忍者になっていたほどだ」と熱い思いを語る。
派出所で両さんと中川に忍者になれるゲームを教えてもらい、さっそく両さんと始める部長。
しかしゲーム初心者の部長は、両さんに怒られながらゲームが全く進まず何度も途中で投げ出しそうになる。
ダッシュできず転がり反転する部長忍者。
敵に気付かれないようにゆっくり歩くが、いつの間にか堀に落ちる部長忍者。
両さんの足を引っ張りまくる部長忍者。
そこで部長は孫の大介にゲームを教わって、忍者としての特訓を始める。
そしてリベンジとして両さんをゲームに誘う部長だが…
漫画の旅人途中までは両さんが得意げに部長を小馬鹿にする展開。
そこからの展開がいつもと違う。
たまには平和的な展開も良い。
評価【】
167巻9話【初夢の正月クルーズの巻】
署長と部長が正月休みの話をしている。
二人とも家族が旅行に行ってしまい、一人寂しく過ごす予定。
そんな二人を見て両さんが「正月くらい豪華客船で世界一周の旅でも行ってくださいよ」という。
「行けるはずないだろ」という二人を連れて、豪華客船に乗船する両さん。
ただし両さん達はアトラクションスタッフとして船底の一番最下層に乗船していた。
両さんたちはカルチャースクールの講師として日銭を稼いぐ。
そんなある日、アイススケートショーに欠員が出て急遽出場した両さん達。
それが客にバカウケでスタッフとしてのグレードが上がる。
そしてギャラ交渉をしてカジノでさらに資金を作る両さん。
どんどん上層に上り詰めてついにセミスイートのエクストラデッキに出入りできるようになる。
だがそうそう上手いことは続かず…



両さんと部長。両さんと署長。署長と部長。
コンビのエピソードは多々あるけれど、トリオのエピソードは珍しい。
状況に応じてツッコミ役が署長達から両さんに代わるけれど違和感なく面白い。
評価【】
以上。『こち亀』167巻 おすすめ回でした。
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【こち亀】167巻 各話レビュー
167巻1話【どっきり旅行の巻】
両さんのもとにテレビ局の制作会社の知人が訪ねてくる。
動画サイトの大会で「おもしろ動画大賞」で入選させたい。
そのためのアイデアを両さんにお願いする。
ちょうど新葛飾署の旅行がスキーと温泉に決まっているので、それを利用しておもしろ動画を撮影する。
・旅館
・スキー場
・温泉
全てに仕掛けを施した両さんの思い通りに撮影が進む。
両さんの作戦通り大賞を受賞するが、署員達にそれがバレて…



もしも両さんがユーチューバーになったらって感じのエピソード。
評価【】
167巻2話【忍者になりたいの巻】



おすすめ回。
評価【】
167巻3話【監視カメラ時代の巻】
外国の警察で実験的に使われている「警察官用眼線(アイショット)カメラ」
ドライブレコーダーの小型版で、耳にかけて使用する。
中川の提案により派出所メンバーでモニターをすることに。
だが両さんはカメラを装着していることをすっかり忘れて、普段通りの堕落した生活を続ける。
派出所で両さんの行動を監視していることを本田から教えてもらう両さん。
ここぞとばかりに見栄を張り、エロ本や戦車の本をスルーして普段全く読まない小説や美術関連のコーナーに向かうが…



いつものギャグから始まり、オチは考えさせられるちょっと真面目な展開。
評価【】
167巻4話【次世代電気自動車の巻】
次世代カーの話をする両さんと中川。
EVカー(電気自動車)。
バッテリーの問題があるが、路面やタイヤで充電できる方法を模索している。
さらに次世代として水素で走る水素カーの構想もある。
非常にエコだが、水素スタンドが普及しない限りは実用性がない。
そんなEVカー(電気自動車)を中川の会社が、警視庁に101台のEVパトカーを提供してモニターを依頼する。
全車で本庁から内堀通りのパレードをする予定。
新葛飾署からは両さんと麻里愛が代表で試乗する。
パレード当日、取材陣から撮影代として金を聴取する両さん。
すぐさま部長にバレて殴られる。
そしてパレード中に事件が起きて…



〇〇王子というあだ名の人は数多くいるけれど、大体悪いイメージ。
評価【】
167巻5話【悲観的巡査の巻】
新葛飾署に中川と同等のエリート警察官の配属が決まった。
名前は根画手部不吉(ねがてぶ ふきち)。
根画手部は極度のネガティブ思考で、生き延びるためだけにスポーツで体を鍛えて、人混みを避けるためだけにラグビーをプレーしていた。
そんな彼のネガティブ思考と心配性は、常人には理解し難い思考だった。
そこで最終手段として、世界一のポジティブ思考の持ち主・両さんに教育を任せるが…



両さんの汚染力(影響力)の凄さがわかるエピソード。
評価【】
167巻6話【フェルメール全点鑑賞道中記】
167巻3話【監視カメラ時代の巻】で見栄を張り、フェルメールが好きということになっている両さん。
絵崎教授とフェルメールの絵画・世界中の33点を見に行くことになるが、美術館が大嫌いな両さんはまともに絵の鑑賞をしない。
そこで「絵を鑑賞して、テストに合格したらステーキを食べられる」という条件を出される。
しかし食事がかかっていても、あまりにも美術品が嫌いなために合格点が取れない。
そして日本に帰国して、部長に「チンパンジーに絵を見せるのと変わらん」とバカにされて…



何にでも興味を持つことは大事。
だけどどうしても興味の持てない事柄はある。
素直に興味の持てることに労力を注ごう。
評価【】
167巻7話【天国からのスナイパーの巻】
天国警察の「下界課」に勤める男性・素本(すっぽん)。
いい加減な性格のため、今日も花山里香に説教をされていた。
「元はと言えば下界の日本人が几帳面すぎるのが原因」といい、下界に降りて「面倒になる弾」を部長に撃ち込む。
続けて中川・麗子にも同じ弾を撃ち込んで派出所をメチャクチャにする。
だが弾丸を撃ち込んでいるところを両さんに目撃されて…



両さんにはあらゆる状態異常が効かない。
FFVのリボンを思い出した。
評価【】
167巻8話【要注意振込め詐欺の巻】
振り込め詐欺の防止月間中の新葛飾署だが、大原部長が振り込め詐欺に引っかかってしまう。
世間体を気にして引っかかってしまったことを言えない部長。
同時期に両さんは先物取引の振り込め詐欺に引っかかるのであった。
派出所では「先輩の言う通り騙される方もスキがあるかもしれない」という中川に対して、全力で否定する両さんと部長。
振り込め詐欺の集団が派出所近くにいると通報があり、気合を入れて現場に向かう両さんと部長だが…



両さんが騙されるのは物語的には面白いがキャラ的にはおかしい。
子供の頃からカタ屋の親父に騙され続けてきて免疫が出来たと言っていたのに…
評価【】
167巻9話【初夢の正月クルーズの巻】



おすすめ回。
評価【】
作品に興味を持った方は、こちらから電子版を確認してみてください。
なお『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、テレビアニメ・劇場版としても長年映像化されている。
原作のエピソードがどのように再構成されているかを見比べるのも面白い。
→ アニメ版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
まとめ



久々の部長と署長のコンビエピソード。
両さんが二人を巻き込んで成り上がる、お約束の回なだけに色褪せず面白い。
この記事が『こち亀』に興味を持つきっかけになれば幸いです。











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