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こんばんは。
紙媒体・電子書籍の漫画を5300冊以上購入してきた♡漫画マイスター(@igmonostone)です。
【こち亀】を読んだことあるけど一つ一つのエピソードは忘れちまったという方。
【こち亀】の存在は知ってるけど読んだことがないという方。
今思うと2000年問題って何だったんだろうという方。
そんな人たちに向けて!
漫画マイスターによる【全話レビュー】と【おすすめ回】をお届け。
今回の記事は【こち亀】119巻 全話レビューとおすすめ回「ゲパルト・レモン初登場」です。
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【こちら葛飾区亀有公園前派出所】ってどんな漫画?
作品情報
作品名 | こちら葛飾区亀有公園前派出所 |
作者 | 秋本治 |
巻数 | 全201巻 |
ジャンル | ギャグ・コメディ 日常 歴史 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
連載期間 | 1976年42号 – 2016年42号 |
アニメ | 1996年 – 2004年 |
ドラマ | 2009年 |
映画 | 2011年8月6日 |
※以下ネタバレが有るのでご注意下さい。
【こち亀】119巻 おすすめ回
119巻1話【トラブルミレニアムの巻】
2000年を迎える大晦日の日。
大原部長に夜勤を命じられる両さん。
部長『どうせヒマでやる事が無いだろ』
部長『そうだ。お前には大事な仕事がある』
パソコンが2000年になった時に誤作動をしないか確認する重要な任務を与えられる。
両さん『こんな50世代前のパソコンを見ていてどうするんです!』
両さん『ほっといても誤作動しますよこんな物!』
中川と麗子に泣きつくも二人は予定があって代わることが出来ない。
腹の虫が収まらない両さんは、爆竜大佐に1月1日の午前6時指定で 派出所の発破解体を依頼する。
スッキリした両さんは「すがすがしい年を迎えられそう」と気分良くする。
~ニューヨーク~
中川は仕事の合間に、派出所へ初出勤した日のことを思い出す。
当時の両さんは『ノストラダムスの予言が当たって2000年は来ない』と断言する。
『人類は滅亡するので1999年までに借金をしまくる』と宣言。
中川は両さんに『人類が滅亡しなかったらどうするか』質問する。
滅亡以外の事を考えていなかった両さん。
両さん『2000年を迎えられたらギャンブルをスパッとやめる』
両さん『ノストラダムスもギャンブルを外した事になるからな』と笑う。
両さん『でも絶対に滅亡する』と言って中川に5000円を借りる。
両さん『予言が外れたら夜勤で一緒に2000年を迎えよう』という両さん。
中川『でも…両津先輩が懲戒免職でいないかも…』
当時2000年はまだ先だと思っていた中川。
コンコルドをチャーターする。
~パリ~
深夜に両さんが発酵バターを買ってきてくれたことを思い出す麗子。
日本に戻る決意をする。
~東京~
カップラーメンを作る両さん。
21世紀を迎えるのに昭和30年代と暮らしが大して変わってないことを嘆く。
そこに中川と麗子が派出所に現れる。
そして部長も…
感動した両さんは、本田、乙姫、左近寺、ボルボを派出所に呼んでミレニアムパーティーを始める。
無事2000年を迎える派出所。
そこに爆竜大佐から連絡が来る。
1月1日の午前6時にミサイルをロックオンしていたが 誤作動で発射してしまった。
パーティーを早めに終わらせようとする両さんだが…


長期連載ならではの、中川の当時の思い出話を当時の絵柄で描く。
こち亀以外にはできない演出。
2000年なんてつい最近だと思いきやもう20年前…
評価【★★★★★】
119巻9話【お寿司屋さんの作り方!!の巻】寿司修行編その③
寿司屋で修行をはじめて三週間で立派な寿司が握れるようになった両さん。
修行して三週間でバイトの立場だが「店を持ちたい」という。
ゲパルトは支店の本格開店日までの三週間を両さんにまかせることにした。
纏から両さんが寿司屋を営業すると聞いて驚く、部長・中川・麗子。
両さんはスタッフとして本田を 24時間給1000円で雇う。
そして二徹と爆竜大佐からの独自のルートで仕入れを行う。
店は大繁盛して部長達を招待することになったが、二徹の気まぐれと米軍の演習で仕入れが途切れてしまう。
本田にスーパーで刺し身を仕入れるように命じる両さん。
ただの赤身を大トロとして出す。
大トロじゃないと即座に見抜く中川達。
両さん『かーっ!!これだから素人はこまる!!』
図を用いて赤いダイヤと言われる特上大トロとごまかす。
カニカマをカニとして出す。
カニカマと見抜く部長。
両さん『かーっ!!これだから素人はこまる!!』
愕然とする部長にカマボコ風味のカニと言ってごまかす。
ホタテを注文する麗子。
ホタテの缶詰をホタテとして出す。
カニカマの時もそうだったけどシャリの量が多い。
そしてゲパルトとレモンが客として来る。
一目で養殖品と見抜く二人。
「仕入れに行ってないのか」とゲパルトに疑われるが、爆竜大佐がヘリで大量に仕入れをしてくる。
ヘリで直送とはやる事が大きいとゲパルトの評価が上がる両さんであった。


纏だけだと女性版両さんという感が否めなかった。
ゲパルト、レモンの登場で上手く両さんと絡むことができたと思う。
評価【★★★★★】
以上。【こち亀】119巻 おすすめ回でした。
【こち亀】119巻 各話レビュー
119巻1話【トラブルミレニアムの巻】


おすすめ回。
評価【★★★★★】
119巻2話【1000年に1度の男!の巻】
特殊刑事のミレニアム刑事が初登場の回。
千年に一度の登場で次回の登場は西暦3000年。
西暦1000年の時も登場したと嘘を吐く。
両さん『誇大妄想刑事じゃねぇのか?』
ミレニアム刑事の制服は学生服。
麗子と麻里愛の学ラン姿にグッと来るミレニアム刑事と両さん。
それに比べて…
両さん『部長の学生服姿は不気味だ…』
ミレニアム刑事『あやしいビデオに出てくる学生みたいだ…』
そして全員でパトロールに向かいコンビニ強盗を発見するが…


特殊刑事は外見だけが変態だったが、遂に中身が変態な特殊刑事が出てしまった。
評価【★★★★】
119巻3話【カトリーヌ勘吉!?の巻】
麗子の友達がモデルと聞いた両さん。
羨ましくて『一緒に遊ぼう』と誘っても『プライベートだから』と断られる。
諦めきれない両さんは、麗子に睡眠薬を盛り麗子と入れ替わる作戦に出る。
麗子と入れ替わったと説明しても周囲は信じない。
だが両さんは事前に麗子の手帳をコピーして、プライベートなデータを手に入れていた。
麗子と自分しか知らないことを知っている。
周囲は両さんのことを麗子と信じざるを得なくなっていた。
外見も麗子に寄せる両さん。
全然寄ってないけれど。
無事モデルの友達と風呂に入り目的を果たした両さん。
同時に麗子が目覚める。
両さんになりきる麗子。
ムチで両さんにお仕置きするも反撃を食らってしまう。
そして…


中川に引き続き、両さんが他人になりきるシリーズ第二弾。
服装が入れ替わるだけで新鮮。
評価【★★★★】
中川と入れ替わったエピソード→118巻9話【1999 K-1 REVENGE!!の巻】
119巻4話【新・サバゲーで鍛えよう!の巻】
サバゲーをやることになった葛飾署。
だが普通のサバゲーではなく、拳銃やバトルステージが非常にデカイ。
コンロに火をつけたりアルコールランプを投げたりと手段を選ばない両さん。
相手チームは両さんを集中して狙う。
それでも最終4人に残った両さん。
最後の相手は…


「巨大化」「ゴキブリ」と【こち亀】の定番のネタを詰め込んだ良エピソード。
評価【★★★★】
119巻5話【擬宝珠 纏の祖母登場!の巻】
擬宝珠夏春都(ぎぼしげぱると)初登場の回。
実家の寿司屋のホームページを制作するので、パソコンに詳しい人を探す纏。
婦警に聞くと両さんが詳しいというので、寿司をエサに頼みに行く。
仕事を抜け出してパソコンを買い纏の家に行く両さん。
纏は身内に両さんの名前を【浅草】と紹介する。
纏がお茶を入れている間に桐タンスを眺めていたら、ゲパルトが薙刀を持って両さんに斬りかかる。
泥棒と勘違いされる両さん。
出納帳がインストールされているが、ソロバンをはじくゲパルト。
計算ミスのないパソコンの力を認めたゲパルトは過去の出納帳を入力してもらう。
300年前の出納帳が残っている擬宝珠家。
ゲパルトは100歳。
さらに着メロを自作しているゲパルト。
驚きを隠せない両さん。
そしてパソコンの説明書を見て勉強するゲパルト。
わからないところは両さんに教わる。
後日、寿司屋のホームページを確認するとCGを使用したりと高度な技術が使用されていた。
パソコンにハマったゲパルトはメールで注文を受け付けたり、不動産情報を調べて支店を出す計画を立てていた。
金儲けに掛ける情熱に驚く両さんであった。


名前だけだが、檸檬・憂鬱が先行で登場。
父の名前・夜婁紫喰も明らかになる。
評価【★★★★】
119巻6話【両津タクシー営業中!!の巻】
囮捜査でタクシーの運転手になった、両さん・中川・麗子。
指名手配の男の近くで待機していた3台だったが、両さんのタクシーに本物の客が現れる。
駅なら10分で往復できると判断して客を乗せる両さん。
『メーターを入れ忘れたのでタダでいい』という両さんに、五千円を支払う客。
さらに別の客に駅前で「羽田まで行ってほしい」と言われて、一旦は断るも一万円で引き受ける両さん。
一方指名手配の男のいる現場では、両さんのタクシーが居なくなったため取り逃してしまう。
大原部長は両さんを探し出す。
両さんは観光客を乗せてタクシー業務に精を出す。
そこに指名手配の男が、偶然両さんのタクシーに乗車する。
無事犯人を逮捕するもタクシーの運転手のほうが金になるといい、運転手を続ける両さんだが…


すぐに横道にそれる両さんに草。
評価【★★★★】
119巻7話【両さん板前になる!?の巻】寿司修行編その①
纏の顔に傷をつけた男をボコボコにした両さん。
クビは免れたもの一ヶ月間の自宅謹慎。
生活費を稼がないといけない両さんは、纏の実家の寿司屋で住み込みのバイトを始める。
119巻5話【擬宝珠 纏の祖母登場!の巻】で名前を浅草にされた両さん。
纏も両さんの名前がうろ覚えで擬宝珠家内では【浅草一郎】になる。
威勢がよく包丁の研ぎもプロ並みの両さん。
ゲパルトに気に入られて纏の婿候補となる。


麗子・早矢・纏といい「嫁さん」より「財産」が気になる両さん。
自覚は有るらしい。
評価【★★★★】
119巻8話【擬宝珠家の首領(ドン)登場!?の巻】寿司修行編その②
寿司屋で修行を続ける両さん。
築地への早朝買い出しを終えた後、纏の妹の檸檬に初めて会う。
檸檬の幼稚園の送迎を頼まれた両さん。
寿司屋のスタッフ曰く、檸檬は非常に気難しい性格。
そして味覚が非常に鋭く、味に極めてうるさく、的確にハッキリと言う。
寿司屋ではゲパルトの次に厳しい存在。
部屋の内装やインテリア、喋り方もとても幼稚園児とは思えない。
そんな檸檬に気に入られた両さんであった。


擬宝珠檸檬(ぎぼしれもん)初登場のエピソード。
評価【★★★★】
119巻9話【お寿司屋さんの作り方!!の巻】寿司修行編その③


おすすめ回。
評価【★★★★★】
漫画マイスター〆の一言


両さんが「浅草一郎」として行動する初めての119巻。
全体的にレベルの高い良巻。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。
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