行けども行けども
和室 和室
畳部屋 畳部屋
どこまでも続くボロアパート
そしてこの先も
百万畳ラビリンス(上)
今回の記事は【百万畳ラビリンス】3つの魅力を紹介です。
二人のゲーム好き女子大生が、謎だらけの巨大構造物内で脱出を試みるストーリーです。
作者はたかみち先生。
『ヤングコミックチェリー』→『ヤングコミック』で2013年6月号から2015年4月号まで連載されていました。
この記事では【百万畳ラビリンス】の3つの魅力をメインに紹介していきます。
・ゲーム世界の設定あるあるを取り入れたストーリー展開
・性格が正反対の二人のキャラクター
・人生はオープンワールド
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【百万畳ラビリンス】感想・レビュー
あらすじ
ゲーム会社で働く女子大生の礼香とルームメイトの庸子。
二人は訳もわからず謎だらけの巨大構造物に閉じ込められる。
ゲーム感覚で構造物の謎を解き明かしていく礼香。
現実主義者でリスクヘッジをとる庸子。
二人は無事に脱出できるのか。
魅力1.ゲーム世界の設定あるあるを取り入れたストーリー展開
・ランダム生成のダンジョン
・無限回廊
・コピペのパーツ
ゲーム制作ではスペックの性能や作成の手間を省くため等の理由で上記の3点を使って作られることが多い。
もし現実世界も同じように作られていたら?
その「もしも」を漫画で表現した【百万畳ラビリンス】
魅力2.性格が正反対の二人のキャラクター
・玖波島 礼香(くばじま れいか)(19)
プライベートでもアルバイトでもゲーム三昧のゲーム大好き女子大生。
ゲームの楽しみ方は、仕様の穴を突いた攻略を見つけ出すこと(要はバグ探し)
常人とは違う発想の持ち主。その発想力で巨大構造物内を探索。
子供の頃の好奇心。
大人と言っても差し支えない年齢になってもそれは変わらない。
自分は変わらないのに周囲の環境が変わっていき、現実世界は礼香にとって生きにくい、過ごしにくい世界になってくる。
そんな中、礼香を救ったのはゲームの世界。
それもただのゲームの世界ではなく、バグによる製作者さえも予測できない未知の世界。
彼女の性質(能力)が巨大構造物内で大いに活かされる。
・庸子(ようこ)
礼香のルームメイト。常識人。 主に礼香へのツッコミ、ブレーキ役。
自他共に認めるドブス。
礼香と違って巨大構造物内では慎重に行動する。
謎が発覚した後も、巨大構造物の存在を信じきれずに礼香との違いをまざまざと見せつけられる。
美人な外見とは裏腹にコミュ障で陰キャな礼香。
自他共に認めるドブスだけど彼氏のいる庸子。
中身だけではなく外見も正反対の二人。
二人が進む道、出した結論とは…
魅力3.人生はオープンワールド
巨大構造物内のオープンワールドを心から楽しむ礼香。
脱出を心から望む庸子。
現実世界のオープンワールドは楽しめない礼香。
折り合いをつけてうまく生きていく庸子。
人生を楽しむには消費者じゃなく生産者であれ。
まとめ
世界観、設定、キャラクター、全てがうまくかみ合ってて読んでて心地よかったです。 舞台はいわゆる不思議のダンジョン的オープンワールド。
ゲーム世界の設定をうまく取り込んだ感じ。
・ゲームの木のグラフィックや家具は数パターンの組み合わせでできている。
・同じアイテムが壊れると連動してコピペのアイテムが壊れたり。
特にちゃぶ台はバイオハザードのアイテムボックス的な使い方が出来る。
巨大構造物内の特性とルールを丁寧に描いているため、没頭して読むことができます。 特に2巻目の謎がどんどん解けていく感じはドキドキが止まらない。
一気に最終話まで読んじゃいました。
ただ礼香の思いや行動は複雑な気持ちになること請け合いです。
本人が幸福ならそれで良いという、人生の縮図のような締め方。
SF・ゲーム・箱庭・脱出系が好きな方はぜひご一読ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が【百万畳ラビリンス】に興味を持っていただくきっかけになれば幸いです。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。
百万畳ラビリンス 上