今日ご紹介する漫画は【唄う骨】
朝日新聞、ダ・ヴィンチなど各誌で大絶賛! ページをめくるたびに泣けてくる戸田誠二氏の作品集。グリム童話から広がる、哀しみとヒューマニズムの珠玉寓話!
まんが王国 公式サイト
全1巻 作者:戸田誠二
ジャンル:ファンタジー 童話 昔話
『まんがグリム童話』と『Hiミステリー』で2001年から2005年に掲載されていました。
2005年8月にぶんか社から発行されています。
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【唄う骨】の大体
この漫画集に収録されている作品は、実在の昔話をモチーフに再構成されたものです。
()内のタイトルは元になったお話。
【唄う骨】(Bder singende Knochen)
姉妹を残して母が亡くなる。
母の遺言は『妹をお願いね』
姉は娼婦をしながら妹を育てる。
客がつかなくなり娼婦はできなくなったが、姉妹共に無事に暮らしている。
容姿に恵まれない姉とは違い、妹はとても美人に成長した。
そんな妹には彼氏ができ、自分も幸せを考える。
そんなある日、妹からある事を告げられ姉は妹を殺してしまう。
妹、自分、彼氏、誰も救われないとても悲しいお話。
【くすねた銅貨】(Der gestohlene Heller)
アンは子どもが産めない体。
好きな夫の子供なら継子でも愛せると思い結婚した。
しかし継子との関係は上手くいかない。
そして夫との関係もだんだんと上手くいかなくなり…
誰が悪いというわけではないけれど、歯車が狂った結果最悪の事態になった。
心の傷は時が癒してくれる。
けれどいなくなった人のことは絶対に忘れないでほしい。
【ネズの木】(ねずの木の話)
幼馴染の女性二人のお話。
一人は小さい時からなんでもできる女の子、マーギット。
一人は美人でかわいくて人気者の女の子、エリザベート。
マーギットは自分がエリザベートの一番の親友ということが誇り。
エリザベートはある日、彼氏ができてマーギットに構うことが少なくなってきた。
そんなある日、マーギットは職場での功績が認められ出世する。
対照的にエリザベートは職場で上司になじられ、マーギットもそれに対して優越感を覚える。
その後の二人の関係は最悪だ。
エリザベートは寿退社をして、マーギットもそれに続き寿退社する。
偶然お隣さんになった二人。
子供も出来て理想の家庭を築いているエリザベートに焦りを覚えるマーギット。
そんな態度にマーギットの夫は愛想をつかし家を出ていく。
理想の家庭がマーギットには築けない。
狂ったマーギットはエリザベートの娘を殺害する。
エリザベートは娘がいなくなったのは、家庭が上手くいってないからだとマーギットに告げる。
エリザベートも苦しんでいた。エリザベートはマーギットに嫉妬していた。
マーギットは何のために今まで生きてきたのか…
耐えられなくなったマーギットは、自分がエリザベートの娘を殺害したことを告げる。
処刑前にマーギットは「エリザベートとの幼少時代の思い出が、今まで一番楽しかった」と告げ処刑される。
悲しいお話。
幸せは人と比べる相対値にしては駄目だね。
自分が幸せならそれでいい。
絶対値で生きていこうと思った。
【アオカミ】(青ひげ)
サイコパスの男性のお話。人を殺すことでしか自分を癒せない癖の持ち主。
誰でも幸せになる権利はあるけれど、人の幸せを奪ってまで幸せになっちゃいけないよね。
そう思った。
【灰かぶり姫は誰だ?】(灰かぶり)
唯一知っていた話。シンデレラ。
シンデレラとは違って姉や母はそこまで憎めない。
むしろ姉や母の方にスポットが当たっていて感情移入できるかもしれない。
まとめ
この作品を読んでいて思ったのが、容姿が良くない女性が高確率で不幸になっていること。
容姿以外にも優れたところはあり、それを活かして生きている描写もあるが全体的に悲しい結末になっている気がする…
でも男女関係なく容姿が良いってのは凄まじい才能だと思う。
容姿の良さが後天的に環境を良くして性格にも大きな影響を与えると思う。
話がずれてしまった…
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。
唄う骨