「僕…2回死んでないか…?」
近未来の地球を舞台に、謎の化物「ギタイ」と人類が繰り広げる壮絶な戦いを描いた漫画【All You Need Is Kill(オール ユー ニード イズ キル)】。
・人類VS化物、時のループから抜け出そう
・戦時に紡がれるロミオとジュリエット
・人生はやり直すことができない
今回は、上記3つを軸にそんな【All You Need Is Kill(オール ユー ニード イズ キル)】の魅力に迫ります。
All You Need Is Kill(オール ユー ニード イズ キル)
原作:桜坂洋
構成:竹内良輔
キャラクター原案:安倍吉俊
漫画:小畑健
週刊ヤングジャンプで2014年6・7合併号 から 26号まで連載されていました。
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【All You Need Is Kill(オール ユー ニード イズ キル)】感想・レビュー
あらすじ
人類は今かつてない戦争をしている。
敵は「ギタイ」と呼ばれる化物。
キリヤケイジは統合防衛軍の初年兵。
初陣の戦場の中、戦死する。
しかし戦死したケイジが目覚めたのは前日の朝だった…
ケイジはそれを逆手に、生き残るための最適解を求め続ける。
果たしてケイジはループから逃れられるのか。
「ギタイ」との戦争で生き残れるのか。
人類VS化物、時のループから抜け出そう
近未来の地球を舞台に、謎の化物「ギタイ」と人類が繰り広げる壮絶な戦い。
この世界観が、我々読者を物語の世界へ引き込みます。
「ギタイ」はどこから来たのか?
「ギタイ」はどんな生態なのか?
ただ一つわかっていることは「ギタイ」は人類を皆殺しにしようとしていることだけ。
物語の主人公は新兵・キリヤ・ケイジ。
ケイジは「ギタイ」との初戦で戦死するも、時のループ現象に巻き込まれる。
何度も何度も何度も死んでは繰り返す世界。
ケイジは生き残るために、人類の英雄・リタ・ヴラタスキの戦闘技術を学び始める。
戦時に紡がれるロミオとジュリエット
ケイジとリタの間に芽生える愛が、まるで戦中のロミオとジュリエットのような物語を紡いでいる。
リタもまた、時のループ現象を体験していることが判明し、2人は力を合わせて「ギタイ」との戦争に挑む。
リタの戦闘技術を盗もうと何度も何度も近くで観察してきたケイジ。
そんなリタが自分と同じ境遇。
ケイジとリタの関係は、戦場で命を懸けて共に戦うことで、次第に愛情へと変わっていく。
戦場での愛を描くことで、キャラクターの心の葛藤や人間性にも焦点を当てています。
人生はやり直すことができない
時のループに巻き込まれたものはやり直しが可能。
特定の誰かの死をなかったコトにできるかもしれない。
だけどそのかわりの誰かが死を引き受ける。
タイムループという設定。
ループから抜け出せても最良の結果になるとは限らない。
ループできるはずなのにループできない人生と同じ道を歩くことになる皮肉。
未来への決定権があった者が未来の決定権をゆだねる…
この物語を通して、我々読者は自分自身の人生についても考えるきっかけに。
「人生はやり直すことができない」というテーマを通じて、人間の成長と選択の大切さを描いた作品。
自分自身の人生についても考え、選択を大切にして生きていこうとする意義を感じることができるだろう。
まとめ
・人類VS化物
・ループもの
・戦時中のロミオとジュリエット
設定自体はとてもベタだが、組み合わせ方が上手く、小畑健先生の丁寧な作画とあいまってグイグイ引き込まれていく。
全2巻という少ない巻数ながら面白さが凝縮しており、読んだ後は何とも言えない、悲しみのような感情になる。
特に最終話付近の展開は必見。
2014年にはハリウッド映画化されています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が【All You Need Is Kill】に興味を持っていただくきっかけになれば幸いです。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
All You Need Is Kill 1巻