【ルサンチマン】漫画 感想 ネタバレ有り 花沢健吾

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こんばんは。

紙媒体・電子書籍の漫画を5300冊以上購入してきた♡漫画の旅人(@igmonostone)です。

今日ご紹介する漫画は【ルサンチマン】

全4巻 作者:花沢健吾

ジャンル:SF 日常 恋愛 非モテ MMO

『ビッグコミックスピリッツ』で2004年3号から2005年12号まで連載されていました。

今回の記事は花沢健吾 漫画【ルサンチマン】感想 ネタバレ有りです。

 

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目次

【ルサンチマン】の大体

2015年東京。世界はそれほど進歩していない。ある分野をのぞいて…

現実世界の非モテが現実世界を捨て、仮想世界で人生の再スタートを切る。

バーチャルリアリティー、ギャルゲー、オンラインをテーマにした作品。

現実世界でモテない。仮想現実でもモテない男・たくろー。

はたしてたくろーは人生の再スタートを切ることが出来るのか。

作品情報

作品名 ルサンチマン
作者 花沢健吾
巻数 全4巻
ジャンル SF 日常 恋愛 非モテ MMO
掲載誌 ビッグコミックスピリッツ
連載期間 2004年3号から2005年12号
アニメ 1997年7月19日から1998年7月10日
ドラマ
映画

※以下ネタバレが有るのでご注意下さい。

【ルサンチマン】の主な登場人物

坂本 拓郎(さかもと たくろう)

主人公。30歳。工場勤務。

ブサイク、ハゲ、デブ、素人童貞、卑屈。

通称たくろー。

現実世界に見切りをつけてアンリアル(仮想現実)の世界へ。

越後 大作(えちご だいさく)

たくろーの友達。30歳。無職。ブサイク、チビ、真正童貞、虚言壁。

2014年末、勤めていたパン工場でボヤ騒ぎがあり、濡れ衣を着せられ解雇される。

本人曰く『あんな会社本当に燃やせばよかった』

貯金とパン工場からもらった乾パンで生活している。

アンリアル(仮想現実)では現実世界とは違い、ハイスペックである。

たくろーにアンリアルの世界を勧めた。

月子(つきこ)

たくろーが購入したソフトのキャラクター。

たくろーや越後とは違い、アンリアル(仮想現実)内だけのノンプレイヤーキャラクター(NPC)。

通常のAIキャラクターでは出来ない行動が出来る。

正体はアンリアル内の全てのAIの基であるMOON(むーん)。

ドクター

アンリアルの世界でも5本の指に入るハッカー。

コンピューターウイルスやバグを治療できることからドクターと呼ばれている。

現実世界では神崎とAIソフトを開発していた開発者。

資金難からAIソフトと技術を売り、神崎と一緒に役員として迎え入れられた。

神崎 陽一郎(かんざき よういちろう)

アンリアル(仮想現実)内だけのノンプレイヤーキャラクター(NPC)。

月子と同じく常のAIキャラクターでは出来ない行動が出来る。

正体は現実世界の神崎 陽一郎をコピーしたアンリアルの神。

外見が完全に窪塚洋介さん。

長尾まりあ(ながお まりあ)

たくろーと同期の営業。

営業中はしっかりとしているが、プライベートや体調の悪い時には女性らしい一面を見せる。

たくろーの事は生理的に受け付けない。

しかし月子とたくろーを奪い合った。

神崎 陽一郎(かんざき よういちろう)

アンリアルにいる全てのAIの生みの親。天才開発者。

アンリアル内の神崎に会った数日後に自殺した。

ノア

現実の神崎が最初に作り出したAI。

その当時の他のAIはトカゲ並みの知識だったが、神崎の作りだしたAIはネズミ並みの知識を持っていた。

当初は神崎がAIを飼育していたが、後に情報収集ウイルス”MOB”を組み込む。

MOBを組み込んだ後は驚異的なスピードで成長し、人間の子供の様に成長した。

さらに成長をしておぞましい姿になり自らを神と呼んだ。

成長に恐れをなした現実の神崎によって封印された。

バックアップの人間の子供からMOBを組み込まず成長させたのが「MOON」。

【ルサンチマン】の設定・用語

・ノアの箱舟

究極のギャルゲー。ハイスペックパソコン、ヘッドギア、感圧グローブがゲームをするための最低限のセット。

ボディスーツ、VVH、マウスボールのオプションでアダルトな展開を楽しむことが出来る。

・アンリアル

ゲーム内の仮想現実の事。

アンリアル内では大きく分けて二つの世界がある。

「ノスタルジア」と「ファンタジア」

ノスタルジアはより現実世界に近い。ファンタジアは魔法が使えるファンタジー世界。

・アンリアル(仮想現実)でも人は死ぬ。肉体はリセットされても記憶は戻らない。

漫画の旅人〆の一言

漫画の旅人
漫画の旅人

・キャラクターについて

30歳。ブサイク、ハゲ、デブ、素人童貞、卑屈。

人生の一つの区切りと言われる30歳で中々のロースペック。

当時リアルタイムで読んでいた自分は、普通にストーリーを楽しんでいた。

しかし今読み直してみると、たくろーよりおじさんになってしまった自分がいる。

大学生だった当時より多少人生経験も積み、ある程度世の中の仕組みがわかってきた今読むとただただ苦しい。

悲しみ、切なさ、諦め、色々な感情が渦巻く不思議な作品。

花沢先生の描く主人公は、パッと見のスペックは低い主人公が多く、いまいち煮え切らない。

ただ奥底では少年漫画のヒーローの様に熱い心を持っている。

大人になるにつれて無くなっていく気持ち。

たくろーにはそれがあった。

・設定について

2004年に連載された作品とは思えない設定。

VRとMMOを組み合わせた、まさに仮想現実。

ストーリー内の時間設定では2015年だが、2019年現在でもここまでのギャルゲーは生まれていない。

女の子。家。服。

全てが課金制なところが現実的。

ルサンチマンの連載時に課金制という言葉はあったっけ?

現実でも仮想でも金がかかる。

男ってやつは悲しい生き物だ。

ちゃんとアンリアルの合間に仕事に行っているところが現実的。

学校内でのイベントがかなり悪質で笑った。

・灰色の青春

・モテない男

・何重にもわたる罠を仕掛けての重課金

アンリアルの女性の嫉妬。

現実世界で彼女が出来なくてアンリアルに手を出したのに皮肉がきいている。

・ストーリーについて

アンリアルの製作者、神崎が意味深に出てきて普通に退場したのが残念。

その後出てきたラスボス。

正体が猿だったのに意外性があったが、こちらも唐突に出てきた感が否めない。

ラスボスは神崎に据えたまま展開した方が、ストーリーとしては上手く纏まったんじゃないかと思う。

それでも綺麗に完結したのは花沢先生の素晴らしさ。

最終話のラストページのセリフと第一話のラストページのリンク具合が最高です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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それではまた次の記事でお会いしましょう。

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